広報誌 南東北

第227号

浦南病院から視察団


ガンマナイフを視察する浦南病院の方々
 12月6日(月)に総合南東北病院と医療連携協定を結んでいる中国の上海市浦東区にある浦南医院から医師など14人が当病院を訪れて医療施設や病院の診療状況を見学、意見交換や交流を行いました。
 総合南東北病院は今年4月30日に浦南医院と結んだ医療連携協定に基づいて、平成23年1月から浦南医院の国際診療部に所属する医師を受け入れて研修を開始しています。そこで今回は事前に施設の視察と人的交流を目的にして来院したものです。
 午前10時に病院玄関に姿を見せた一行は深谷保男院長代行らの出迎えを受けたあと、総合南東北病院の入院病棟や南東北医療クリニック、南東北がん陽子線治療センターなどを見学し先進医療機器の説明を受けていました。とくに陽子線照射による切らずにがんを治す様子やガンマナイフでの脳腫瘍治療などを熱心に見学しました。このあと渡邉一夫理事長を交えて意見交換会に臨みました。

医療福祉環境アドバイザー 新たに3人が認定


あいさつする伊東さんと今泉さん(中)石井さん(右)
 総合南東北病院にこのほど新たに3人の「医療福祉環境アドバイザー」が誕生しました。このアドバイザーは医療福祉の環境ホスピタリティの基本として、感染予防などを本格的に学んだことによる資格であり、医療・福祉・介護従事者が受験する感染予防の唯一の専門資格≠ナす。内閣府が認証した日本医療環境福祉検定協会(JMEO)が認定します。
 今回取得したのは1級が伊東美穂さん(5病棟)、2級が今泉清次さん(中央材料室)、石井幸司さん(用度課)の3人です。当院では感染予防対策委員会を設置して院内感染対策をすすめています。その1つとして職員が積極的に医療福祉環境アドバイザーの資格を取得して@空調・害虫・清掃などの施設環境の整備の技術的知識Aウイルス・細菌・微生物などの基本的知識B事例研究・マニュアル・関係法規などの指針となる知識、の3つの知識をすべてのスタッフが共通認識できるよう、働きかけていくことを目指しています。
 これで資格保有者は1級が病院1人、老健三春1人、2級が病院5人、3級が病院1人、南東北がん陽子線治療センターが1人の合計9人となりました。
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