広報誌 南東北

第227号

トレーニングも新たな時代へ

新しい理論に基づいた様式

 あけましておめでとうございます。今年もフィットネスクラブ「エルフィット」をよろしくお願いします。
 さて新年1回目のお話は、トレーニング新時代についてです。おおまかに分類して、トレーニングには循環機能を高めるカーディオワークと筋力をアップしたり身体のラインを整えるウェイトトレーニングがありますが、今回はウェイトトレーニングのお話です。
 従来のトレーニングは重たい物を押したり引いたりするイメージが強いですが、新しい理論に基づいたトレーニングは誤解を恐れずに表現すれば、末梢の筋肉ではなくもう少し脳寄り、つまり神経的なトレーニング様式を重要視します。筋肉そのものをトレーニングのターゲットにするのではなく、動作そのものに負荷をかけて実施します。その効果は生体が元来持ちあわせている機能性を格段に向上させることができ、疾病やケガのリハビリからトップアスリートのパフォーマンス向上など多岐にわたります。イメージしにくいですが、子供が成長期に遊びの中から身体能力を身につけていくことに似ています。だからトレーニング自体もゲーム的な楽しさを含んだものになります。
 まさにウェイトトレーニングは「筋トレ」の時代から「機能トレ」へと新時代を迎えたと言えるでしょう。
 (チーフトレーナー 仲田貴之 電話:024-991-1045)
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