広報誌 南東北

第230号

東日本大震災に際し
トレーナーとして出来ること

 このたびの東日本大震災により被害を受けられた皆様に、心よりお見舞い申しあげるとともに、お亡くなりになられた方々とご遺族の皆様に心よりお悔やみを申し上げます。
 あの日以来、エルフィットではスタッフ一同トレーナーとして人のために何かできる事がないかを考えてまいりました。市内数十箇所には、特に相双地区を中心に多くの方々が避難しておられます。固い床の上に布団や毛布を引いてお休みになっています。病人、お年寄りや赤ちゃんも多数見受けられます。そんな方々のためにトレーナーとしてできる事。
 そこで私どもは避難所での運動指導を始めました。エコノミークラス症候群の予防や肩こり、腰痛の緩和。短い時間ではありますが、皆さん大変喜んでくださいます。元気を出していただこうと行っているのに、避難民の方々の頑張りに逆に勇気付けられています。
 他県から派遣された若いレスキュー隊員は震えながら「任務ですから」の一言を残して原発に入って行ったそうです。文字通り命がけで。その話を聞いて私どもは私どもなりの「任務」をひとりひとりが考えなくてはならないと思いました。
 郡山にもたくさんのトレーナーがいます。ぜひお力をお貸し願えませんか。大きなムーブメントになることを祈っております。ご連絡をお待ちしております。
 (エルフィット チーフトレーナー 仲田貴之 電話:024-991-1045)
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