広報誌 南東北

第235号

姿勢美人になろう

ポイントは「腸腰筋」

あれほど暑かった夏も吹く風の中に、少しずつ秋を感じるようになりました。さて今回のテーマは「姿勢」です。人の骨格は筋肉によって支えられているわけですが、とりわけ股関節周りのインナーマッスル(深層筋)が弱っていたり、機能的に働けないと色々な悪影響が出てきます。また、身体の中に動きにくい関節(ハイポモビリティー)があると、補完的に動きすぎる関節(ハイパーモビリティー)を生じます。このような原因によりコリや痛みが発現したり、姿勢が悪くなります。
"姿勢美人"のキーワードは「腸腰筋」です。股関節の中にある腸骨筋と大腰筋からなりますが、股関節の屈曲と外旋に関わる筋肉です。この筋肉を鍛えると歩行動作が安定し、歩幅が広まります。その結果、歩く姿が颯爽として若々しくなり姿勢が美しくなります。トレーニングの方法は図のように仰向けの状態で片膝を立て、反対の足を持ち上げる動作を繰り返します。10回3セットをめやすに両側を行いましょう。きついようでしたら、上げる足の膝を軽く曲げて行うといいでしょう。
もちろん美しい姿勢を作るには背中の筋肉など他にも関与しますので、トレーナーにご相談ください。
(エルフィット チーフトレーナー 仲田貴之 TEL024-991-1045)

 

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