広報誌 南東北

第250号

ブロッコリー

ビタミン、ミネラルたっぷり

ブロッコリーはビタミン類・ミネラル類をバランスよく含んだ人気の緑黄色野菜です。
栄養成分としての働き
ビタミンC・カロテン、食物繊維、ビタミンEなどが豊富です。▽ビタミンCはウイルスへの抵抗力を強め、体の細胞を結びつける働きをするコラーゲンの合成を活発にして肌を美しく保ちます▽カロテンは体内でのビタミンAにかわり、粘膜を保護する働きがあります▽食物繊維はコレステロールの吸収を阻害し、動脈硬化・便秘予防に有効です。ビタミンEはビタミンCとともに皮膚に張りをもたせ、みずみずしい肌をつくります。その他インスリンの効果を高めるクロム・胃潰瘍を予防するビタミンUと様々な栄養素を含んでいます。
調理のポイント
旬は冬から春先まで。中央がこんもりとしてつぼみが小さく縮まっているものが良質です。緑が濃い物は柔らかくて甘味もあります。花咲く前の物を選びたい。茎の部分に栄養素が集まっており捨てずに利用しましょう。すぐに鮮度が落ちてしまうので買ったその日に調理するのがお勧め。
茹でて調理する場合はビタミンCの損失を少なくするため短時間ですませたい。ビタミンCを活かすにはたんぱく質、ビタミンE、カルシウムを多く含む食品と一緒に食べるとよい。ストレスへの抵抗力をつけ、張りのある肌をつくります。
(参考:食の医学館 栄養管理科 濱尾理沙)

張りのある肌もつくる

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