広報誌 南東北

第250号

ガジャ・マダ大(インドネシア)と医療協定

医師・看護師の派遣、健康科学の研究等で連携

覚書に調印し文書を交わす渡邉理事長(右)ら
(一財)脳神経疾患研究所とインドネシアの国立ガジャ・マダ大学医学部との医療連携協定(MOU)調印式が11月30日(金)午後9時から総合南東北病院北棟1階NABEホールで行なわれ、日本での陽子線治療実施や教育・研究目的の医師・看護師相互派遣などについて協定を締結しました。
同研究所が海外医療機関とMOUを結ぶのは中国、ブルネイ、サウジアラビア、ロシアなどの医療機関に続き6番目。ガジャ・マダ大はジョグジャカルタに本部のある18の学部を持つ総合大。今後は医療関係の会議や研修の合同開催、患者の治療、健康科学の共同研究を通じて連携を深める予定です。
調印式には同研究所の渡邉一夫理事長、ガジャ・マダ大のAhamad Hamim Sadewa医学部研究及び地域サービスマネージャー(基礎医学・生化学教室)が出席、双方の幹部や医師が見守る中で覚書に調印し文書を交わしました。
調印に先立ちミニワークショップが開かれ、渡邉理事長と伊藤康信副院長、同大医学部のArif Faisal大学病院長、Ahamad Hamim Sadewaマネージャーらが、それぞれの病院の概要や専門医療分野につい講演、意見を交換しました。

京都で第10回日本臨床医療福祉学会

南東北Gから110人が参加

当グループからも多数参加した日本臨床医療福祉学会
第10回日本臨床医療福祉学会は11月23日(金)と24日の両日、京都市の国立京都国際会館で開かれ、330人の関係者らが現場のデータに基づく改善点や研究成果などを話合いました。
総合南東北病院の渡邉一夫理事長が協議会理事長を務める日本臨床医療福祉協議会の主催。今学会は京都府立医科大学脳神経外科が中心となり「医療福祉の現場から豊かな社会へ〜大きな夢と小さな一歩」をテーマに開催しました。
初日は午前8時25分から主会場で開会式が行われ、会長の峯浦一喜京都府立医科大学脳神経外科教授があいさつしたあと4つの会場に分かれて救急医療や在宅支援、医療介護福祉、医療業務改善などに意見を交わしました。
南東北グループからも約110人が出席、38の演題でこれまでの研究成果を発表しました。渡邉理事長も特別講演の講師を務めるなど、精力的に発言、発表を行いました。 今回の学会では、医師だけではなく看護師、リハビリ、介護の各部門、さらには民間企業からも多種多様な職種の専門家たちが集まり熱心な討議を繰り広げました。

骨ケア≠フ大切さ学ぶ

骨ケアフェア2012in郡山開く

骨ケアの大切さを学んだ骨ケアフェアの講演会
「骨ケアフェア2012in郡山」は11月25日(日)午後2時から郡山市のビックパレットふくしまで開かれ、市民ら約200人が骨粗しょう症対策などを学び合いました。
県臨床整形外科医会、県言語聴覚士会などの共催。佐藤睦子県言語聴覚士会会長(総合南東北病院神経心理学研究部門長)が開会あいさつしたあと鹿山悟南東北医療クリニック副院長(整形外科)が「骨元気生活のすすめ」と題し、骨粗しょう症の予防や食事と運動について講演。50歳を過ぎたら骨ケアの大切さを呼びかけました。
続いて石原哲也星総合病院神経内科部長が「ボケないために」と題し、認知症の症状や家族の対応方法、最新の薬について講演しました。講演のあと会場では無料で骨密度測定も行われ、大好評でした。

被災地に歌を届けたい!

ピクチャー・パーフェクトがコンサート

音楽ファンを楽しませたピクチャー・パーフェクト
関西を中心に活躍している「Pictur Perfect」(ピクチャー・パーフェクト)のコンサートが11月21日(水)午後6時から総合南東北病院北棟1階NABEホールで開かれ、音楽ファンを楽しませました。
ピクチャー・パーフェクトは、ボーカル・志保と情熱のギター・中島岳のユニットで「ブルーシール」「ひとつだけ」などのヒット曲を出しています。阪神淡路大震災を経験している兵庫県の三澤隆夫さんが「東日本大震災の被害者にはつながりを感じている。少しでも皆さんの力になりたい」と昨年夏、東日本大震災の被災地を訪れ、避難所や学校でのライブを企画。今年4月には、郡山市の当院はじめ宮城県岩沼市にある南東北グループの関連施設でライブを開いてきました。
今回も震災復興に取り組んでいる被災地の人たちに「歌の力を届けたい」との思いで再度訪れました。コンサートでは「君のとなりで」「幸せなじかん」などのオリジナル曲や観客からのリクエスト曲など約10曲を披露しました。
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