広報誌 南東北

第255号

積極的体脂肪燃焼

積極的体脂肪燃焼

今月は積極的体脂肪燃焼についてお話します。日本肥満学会では1日200〜300`iの運動を取り入れ、極端な食べ過ぎを無くせば、確実に体脂肪は減少するとしています。そこで運動の種類による量ですが、運動の強度はメッツ(METS)として表され、これに時間をかけたものが300`iになればいいわけです。例えば時速5qのウォーキングは3・3メッツ程度、時速10qのジョギングでは12メッツとなりますのでそれぞれ80分、25分で目標に到達できるわけです。エアロビクスは5メッツなので60分、縄跳びは8メッツなので40分となります。脂肪1g当たり約7`iとすると1日約40g減る計算となり1カ月で1・2sの減量となります。

  体重の変化ですが、1日がんばっても40gです。体重計の変化はほとんどありません。食事の時間や排尿、排便による変化もありますがこれは実質的な減量ではありません。また運動直後に減っているものは水分量ですからすぐに元に戻ります。それでも変化のない体重計と格闘し、いかに耐えながら継続できるかがポイントとなります。体重は、小さな増減を何回も繰り返しながら数週間かけて減少していくものと心得ることです。日常の動作の中でも信号待ちはつま先立ちとか、洗濯物を干すときは1枚ずつスクワットから立ち上がるなどのアイディアを生かすことが肥満解消につながります。
(エルフィットチーフトレーナー 仲田貴之 郡山市八山田3-8-3 TEL 024-991-1045)

一日300のススメ!!極端な食べ過ぎなくし運動を

トップページへ戻る