医療相談課からのメッセージ   
 シニアの安心学 年金をもらう
 
25年が原則

 老齢年金をもらう条件、つまり受給資格について社会保険庁に聞きました。
Q 年金をもらうには何年の加入期間(保険料の納付期間)が必要ですか?
A 公的年金には国民年金、厚生年金、共済年金があり、共通年金(一階部分といわれる)である老齢基礎年金を受給するには原則として25年以上の加入期間が必要です。この期間には1986年3月以前の任意加入期間や免除期間なども入ります。ただ年金額は減ります。また転職などで複数の公的年金に加入した場合は合算して年以上であれば大丈夫です。厚生年金15年、国民年金10年でも大丈夫です。
Q 25年に足らなくても、もらえるケースがある、と聞きましたが。
A 厚生年金などには制度改正に伴う救済策として特例があり、25年に満たなくても受給資格が出来ます。加入していた1956年4月1日以前の生まれの人は20〜24年で。また男性なら40歳以降、女性なら35歳以降、厚生年金に加入した1951年4月1日以前の生まれの人は15〜19年で受給資格が出来ます。


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