医療相談課からのメッセージ   
 介護保険が変わりました
 
改正点は『食費』と『居住費』

 介護保険が10月1日から改正されたことは、既にご存じだと思います。そこで今月は改めて、その改正点をお知らせします。

◎大きな改正点は食費と居住費
 施設を利用している方の食費と居住費は原則として「全額自己負担」となりました。この改正のねらいは、在宅と施設の利用負担を公平にしていくためです。つまり、在宅サービスを利用している方は食費や居住費(家賃や高熱水費など)は自分で負担していますが、施設に入所している方は食費の一部や居住費は介護保険から給付されています。そこで今回の制度見直しで公平性の立場から改正し、在宅も施設も負担は同じ、の形に是正したものです。

◎では、どうなった?
 利用しているサービスが特別養護老人ホーム・老人保健施設・療養病床・ショートステイの場合は、これまでの〈介護サービス費の1割+日常生活費+食事代の一部〉が〈介護サービス費の1割+日常生活費+食事代の全部+居住費の全部〉となります。デイサービスとデイケアも居住費が無いだけで、あとは同じです。

◎重度心身障害者医療費の助成でも
 県重度障害者支援事業補助金交付要綱の一部改正により、10月診療分から入院時の食事療養費が助成の対象外となりましたので、ご注意ください。医療費の方はこれまで通り助成対象になっています。詳しくは市町村へ。


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