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早期発見で変わるがん医療の現在早期発見で変わるがん医療の現在
 
早期治療で医療費も軽減
早期治療で医療費も軽減
今井 嘉一 ・ PETゼネラルマネージャーに聞く
 
 がん医療を特集したテレビ番組も多くなり、がん健診に対して熱い視線と期待が寄せられています。健康に対する社会の意識も高くなりつつある時代、「自分の体は自分で管理する」というセルフケアの考え方も広く浸透してきています。今回は今井嘉一・PETゼネラルマネージャーにがんと健康をめぐる「PETがん健診」の意義についてお話しいただきました。
早期治療で医療費も軽減
社会的な責任の重くなる年齢がいわゆる「がん年齢」。がんや生活習慣病は自分自身で予防する、という健康への意識が必要とされる年齢でもあります。こうしたセルフケアの意識を持つためにも、PETがん健診は最良の機会になると確信いたしております。
 
「がん年齢」を積極的な健康への意識改革の契機に
 いつの間にか体型も変わり、血圧も高くなってきた…。年齢とともに起きる体の変化はいたし方ないことですが、「がん年齢」といわれる中・高年に差しかかる時期、自分自身の体をきちんと見直してみることが大切です。
 日本人の三大死亡原因と言われるのが、がん、心疾患、脳卒中。そのトップががんと言われています。なんと日本人の4人に1人ががんで死亡しているのです。
 これらは三大成人病と呼ばれていきました。その原因は、年齢ばかりではなく、食事や運動、喫煙や飲酒、休養の取り方などと深く関連し、むしろ生活の仕方に原因があると言えるようです。そのため、生活習慣病という言い方が定着してきました。
 生活習慣ならば、日常生活を見直すことで対処できることもあります。健診をお申し込みいただいた際にお渡しするメディカルチェックアップマニュアルにも記載してありますが、日常生活のちょっとした心がけが、がん予防につながるのです。バランスのとれた栄養、偏食や食べ過ぎを避ける。お酒やタバコを控えたり、適度なスポーツをするなど、生活を意識的に見直してみることが必要です。
 私たちはPET健診が自分自身の健康への意識を持ち直すきっかけになれば、と考えています。何気なく受けた健診で初期のがんが見つかり、早期治療で一命を取り止められた方も少なくありません。自分の体のいまを知ることがどれほど大事かを痛感させられます。
 休養や旅行を兼ねて、ドックを受けられる方もたくさんおられます。岩沼の場合、近くに温泉や松島など観光地も多く、人生の節目の大切な小休止として、ご自分の健康を見直していただく契機になれば、と思います。
日常生活のちょっとした心がけ(がん予防)
 1.バランスのとれた栄養
 2.毎日、変化のある食生活
 3.食べ過ぎを避け脂肪はひかえめに
 4.お酒はほどほどに
 5.タバコを少なくする
 6.食物から適量のビタミンと繊維質のものを
 7.塩辛いものは少なめに、熱いものは冷まして
 8.焦げた部分はさける
 9.カビの生えたものに注意
10.日光にあたりすぎない
11.適度にスポーツをする
12.体を清潔に
 
早期治療で医療費も軽減
 「PETがんドックコース」は、PET検査(全身)、CT検査(胸部・腹部)、MR検査(頭部・骨盤部)、超音波検査(肝・胆・膵・腎・脾臓)、ヘリコバクターピロリ・便潜血検査、血液・尿検査(全般)、腫瘍マーカー検査(男性用・女性用)が含まれております。がんを検査するだけではなく、その危険因子や健康状態を全身にわたって調べていることになるのです。
 がんにかかると、経済的な負担も大きくなりがちです。残念ながら治療も長期化する傾向があるからです。早期発見こそ医療費節約のコツ。入院費用や手術費用、治療費用などを考えると、やはり予防への意識を高く持ち、定期的にPET健診を受けていただくことが最良の選択肢ではないでしょうか。
 私たちは皆さまの命と人生をサポートする責任と自覚を持って、この仕事にあたりたいと考えています。
 
 
特定医療法人 南東北岩沼 PET 高度診断治療センター(総合南東北病院内)
〒989−2483 宮城県岩沼市里の杜1丁目2-5
フリーダイヤル 0120-373-468 FAX 0223-23-3150 (担当:今井)
 
 
 
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