広報誌 南東北

 

猛暑吹き飛ばす迫力の演舞 -総合南東北病院まつり 2000人で賑わう-


子どもたちを喜ばせた仮面ライダーショー

迫力あるよさこい踊りを披露する職員たち
 総合南東北病院夏恒例の「病院まつり」は8月4日㈰午前10時から郡山市八山田の同病院立体駐車場で開かれ、郡山市民ら約2000人で賑わいました。入院患者さんや併設している介護老人保健施設の利用者さんらを励まし、地域住民との交流を深めようと毎年職員が企画・運営している催しです。
今年で22回を迎えた病院まつりは、渡邉一夫理事長のあいさつで開幕。まず4回目の開催となる南東北グループ施設と地域企業が参加した「よさこいソーラン大競演会」が繰り広げられ、18チーム約400人の迫力ある演舞や趣向を凝らしたパフォーマンスで会場は歓声に包まれました。その後もステージでは5大平成仮面ライダーショーやNeoBallad(ネオバラッド)のコンサート、お笑いライブ、マジックバルーン体験などが次々と披露され賑わいました。 
 会場には職員手作りの屋台も数多く立ち並び、焼きそばやフランクフルト、かき氷などが飛ぶように売れたほか人形すくい、抽選クジなどのゲームコーナーには子どもたちの長い行列ができました。
また療養中で会場に足を運ぶことができない患者さんや入所している利用者さんを元気づけるため老健施設「ゴールドメディア」でのマジックバルーン体験、5大平成仮面ライダーの小児病棟激励訪問も行われ好評を博しました。

相次ぐ病院施設建設など収録 25年度版南東北G年報を発刊


発刊された25年度版年報
 総合南東北病院をはじめとする南東北グループの平成24年度中の活動状況をまとめた「平成25年度版南東北グループ年報」が、このほど出来上がりました。
 25年度版は平成23年3・11の東日本大震災から1年過ぎてもなかなか復旧・復興が進まない中、この年を新たな歴史のスタートと位置付けした南東北グループの躍進ぶりを取り上げているほか各種データを収録しています。
 主な活動では、総工費220億円を投じ神奈川県川崎市に建設し8月1日に開院したグループ8番目の「新百合ヶ丘総合病院(377床)のオープン」。東日本大震災で全壊した旧保科病院を全面支援し仮設病棟で診療を再開している南東北新生病院の「新病棟建設」(同25年7月1日にオープン)、国内の病院で初めてホウ素中性子捕捉療法装置を導入する「南東北BNCT研究センター(仮称)の建設着工」などを取り上げています。また財団法人脳神経疾患研究所が「一般財団」に移行したこと、長年にわたり“白衣の天使のシンボル”として親しまれてきたナースキャップが同年秋、グループ8病院すべてから姿を消したこと、インドネシアの「ガジャ・マダ大学医学部との医療連携協定締結」なども収録され、世界を見据えて取り組むグループの姿勢の一端がうかがえます。

高校生が一日看護体験 26人が清拭や足浴実習


患者さんと会話しながら看護実習する高校生
たち
県看護協会主催の「高校生の一日看護体験」が7月30日㈫に総合南東北病院で行われ、県内の高校生26人が実際の看護を体験しました。看護業務を体験してもらうことで、生命や思いやりの大切さを実感してもらうことを目的に毎年行われています。
 オリエンテーションにつづき生徒たちは、3~4人のグループごとに広い病院内を見学したあと、各病棟で看護師さんの説明を受けながらベッドメーキングや清拭、洗髪、入浴介助、食事の介助、車椅子体験などを手伝い、実際の看護方法を体験しました。
 体験内容の大半が実際に患者さんを相手にするものであるため高校生たちは緊張したり、戸惑ったり真剣そのもの。担当看護師からのアドバイスを受けながら生徒たちは真剣な表情で実習に取り組んでいました。足浴の実習では、「大丈夫ですか。かゆいところはありませんか」と優しく声を掛けながら取り組んでいましたが「すごく気持ちいいよ。ありがとうね」と患者さんからお礼の言葉をかけられにっこり。看護師たちの仕事が少し分かったような様子でした。

7月の手術件数

 7月に行われた手術件数は636件でした。内訳は、眼科199件、外科86件、整形外科70件、脳神経外科66件、形成外科63件、耳鼻科42件、泌尿器科37件、心臓血管外科24件、呼吸器外科14件、婦人科13件、周産期センター7件、放射線治療科(陽子線)7件、歯科口腔外科6件、小児心臓外科2件、となっています。

7月の救急車台数

7月の救急車台数は469台でした。また、診療時間外に受診した患者さんは1370人でした。

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