広報誌 南東北

 

サツマイモ

便秘解消や血糖値コントロール 若返りのビタミンも程よく含有

サツマイモ サツマイモに豊富に含まれるセルロース・ペクチンなどの食物繊維は、便秘解消のほか血液中のコレステロールを低下させたり血糖値をコントロールする働きもあります。また生体膜を守り、がん細胞の増殖を抑制するといわれるβカロテン、糖質の代謝を助けるビタミンB1、老化現象のもとになるといわれる過酸化脂質が体内にできるのを抑制する「若返りのビタミン」のビタミンEもバランスよく含まれています。サツマイモにはリンゴの約7倍のビタミンC(100g中リンゴ4㎎に対しサツマイモ29㎎)が含まれ、細胞の結合を強化するコラーゲン生成を助ける機能や免疫を強化し風邪を予防する働きがあります。サツマイモのビタミンCは、熱による損失が少ない特徴があるので効率的に補給できます。
【サツマイモのきんぴら簡単レシピ】(2人分)
《材料》
サツマイモ中1本、サラダ油大さじ1、砂糖同1/2、醤油同1・5、酒同1、ゴマ油小さじ1、黒ゴマ適量
《作り方》
①サツマイモをよく洗い皮のまま斜めに薄切りにする。
②さらに4~5㎝長さの細切りにしすぐ水につける。
③水を3~4回替えてしっかりアクを抜く。
④フライパンにサラダ油を熱し水けを拭いてサツマイモを強火で炒める。
⑤2~3分炒めたら砂糖、醤油、酒を加え炒め合わせる。
⑥仕上げにゴマ油をふり、黒ゴマを散らす。

(参考:食べ物栄養辞典、食の医学館、みんなの今日の料理 栄養管理科 岡崎 由香)

トップページへ戻る