広報誌 南東北

 

完成間近かい管理棟


2月供用開始目指し、仕上げ急ピッチの管理棟
 昨年春から本院西で建設中だった総合南東北病院の管理棟がほぼ出来上がり、1月末完成目指して内装工事が急ピッチで進められています。
 同管理棟は、本院内に分散している事務部門を1ヵ所に集約するとともに医局も同じ建物内に集約して業務の連携を強化するのが狙い。昨年3月初めから本院西新棟西の第3駐車場跡(約1900㎡)に総工費約10億円を投じ、熊谷組の請負で建設を進めていました。鉄骨造り(一部鉄筋コンクリート造り)地下1階・地上3階建て・塔屋1階で延べ面積は約4700㎡。地下は駐車場と倉庫・機械室、地上1階には財団の法人本部はじめ総務、財務、施設、秘書、広報課などの事務部門と看護部門の事務所が入り、2・3階は医局となります。本院と管理棟は市道を挟んで西新棟2階と管理棟2階の上空連絡通路で結ばれます。
 医療優先で事務部門は施設拡張のつど移動を余儀なくされてきましたが、管理棟の新設によって1ヵ所に集約、事務方同士の横の連絡が密になるほか医療部門への支援強化にもつながるとみられます。また分散していた医局も1ヵ所に集約され、カンファレンス室やサロン、図書コーナーなども充実することから医師同士の横の連絡もさらに密になると期待されています。
 管理棟への引っ越しは2月初めに行われる予定。本院の事務部門の跡地については患者さんの利便性を優先して対応する考えです。

無事故・安全願って手術室開き


無事故と安全を願って玉串をささげる寺西院長
 総合南東北病院の平成27年手術室開きは、1月5日②午前9時から本院手術室前ホールで行われ、今年1年の無事故と安全を祈りました。
 寺西寧院長、管桂一・渡辺善一郎両副院長、今野昭義アレルギー・頭頸部センター所長、窪睦子看護局長はじめ外科、麻酔科の医師や手術室スタッフらが出席しました。
 寺西院長が「昨年の手術件数は7300件超でした。手術の安全に努め、さらに件数増加目指して頑張りましょう」とあいさつ、玉串をささげて無事故を祈るとともに多くの患者さんを救うため全力を挙げることを誓いました。


35人が献血に協力 今年初の移動献血バスが来院


神妙な表情で献血に協力する職員たち
 今年になって初めての県赤十字血液センター移動献血バスが1月6日③、総合南東北病院を訪れ、昼過ぎから北棟で南東北グループの職員ら35人が献血に協力しました。
 同センターでは、協力者の健康を守るためヘモグロビン濃度などの数値が基準に満たない場合はお断りしているそうです。この日、受け付けした職員は37人でしたが、実際に献血したのは200mlが8人、400mlが27人の合わせて35人でした。

患者さんからの礼状

 担当医の先生、看護師の皆さん、忙しく一時も休息せず看護いただき誠にありがとうございました。感謝の気持ちでいっぱいです。ここ数年は私を含めて中高年世代が病院を占拠するのではないかと危惧しています。どんなに忙しくても笑顔を忘れず看護業務に励んでください。皆さんの笑顔はどんな薬より特効薬になります。頑張ってください。
(棚倉町・FM、男性、64)

12月の手術件数

 12月の手術件数は658件でした。内訳は眼科202件、外科89件、整形外科85件、形成外科59件、脳神経外科51件、耳鼻科46件、泌尿器科42件、心臓血管外科24件、呼吸器外科13件、放射線治療科(陽子線)11件、歯科口腔外科11件、婦人科10件、周産期センター6件、放射線科3件、産科2件、麻酔科2件です

12月の救急車台数

12月の救急車台数は516台でした。時間外の受診患者さんは1313人でした。

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