広報誌 南東北

 

メディカルフィットネスさくらだより

体重を落としたい 減量のための効果的なトレーニング

そのダイエット無駄になっていませんか?
 「いったん痩せても、元の体重に戻ってしまった」「体重は減ったのに、なぜか体脂肪は増えてしまった」「ダイエットに挑戦しては、リバウンドを繰り返している」。そのような経験はありませんか? これらの経験をした方々の多くは間違ったダイエット、失敗するダイエットをしていたかもしれません。その代表例が「脂肪を減らしているつもりで筋肉を減らしてしまっている」というものです。
ダイエット=痩せやすく太りにくい体質づくり
 痩せやすく、太りにくい体質をつくるためには筋肉をつけることが最も重要です。そこでキーワードとなるのが「基礎代謝量」です。基礎代謝量とは人間が1日中、安静にしていても消費するエネルギー量のことで、 加齢とともに減少していきますが、生きている限りなくなることはありません。基礎代謝の約40%は、体温を保つために筋肉が脂肪を燃やしてカロリーを消費しています。 運動する習慣がある方ならさらに消費カロリーが増えることは言うまでもありません。
 脂肪燃焼を目的にランニングなどの有酸素運動を同じ時間、速さで行う場合、筋肉量が少ない人よりも筋肉量の多い人の方が消費カロリーは高くなります。 ちなみに筋肉量が少ない人の場合は、有酸素運動を行うよりも、まずは大きな筋肉が多い下半身の筋力トレーニングを行うことをお勧めします。
自分の筋量・代謝量知るのが第一歩 まずは体組成を測定してはいかが
 皆さんは、自分の筋肉量や基礎代謝量がどれくらいか知っていますか?自分の体組成を測定できる機器がフィットネスクラブやジムに置いてあるところもあるので、一度測定してみてはいかがでしょうか。 まず自分の体を知ることがダイエットの第一歩です。測定結果から自分にとって最も効率のよい運動を知ることができます。

(メディカルフィットネスさくら 健康運動指導士 御代田亨)

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