広報誌 南東北

 

メディカルフィットネスさくらだより

姿勢改善②ピラティス

猫背改善で肩こり・首痛解消
 今回は猫背改善目的のピラティス。猫背は胸の脊骨が曲がり、頭が肩よりも前にある姿勢をいう。デスクワークなど座ることが多い人がなりやすい。 座ると骨盤が後ろに倒れやすく、骨盤の上の背骨も一緒に後ろに倒れるため背中全体が丸まり、首の後ろや胸の前筋肉が硬くなり肩こりや首痛を起こしやすい。 腹・背・首の前筋肉も伸び比較的弱くなりやすい。壁に真っ直ぐ立ち頭が壁から離れていれば要注意。日々の生活で座る際、背もたれまで尻を付けることで比較的姿勢を保てる。 座った際に股関節より膝が高い椅子も猫背になりやすいので要注意。ピラティスエクササイズと日常生活を注意すると肩こり・首痛解消が可能です。


【リバースプランクポーズ】
①膝を曲げ、手を後ろにつく②息を吐きながら膝・尻・肩が一直線になるように尻を上げる③5秒間キープ後ゆっくり尻を落とす。
▼ポイント①胸を開くように意識する②首の後ろの筋肉をストレッチするように首を曲げてヘソを見る。
▼効果▽ストレッチ→胸の前首の後ろの筋肉▽強化→首の前、胸の後、腹筋、尻の筋肉


【スイミングのポーズ】
①肩関節の下に手、股関節の下に膝がくるよう四つ這いに②腰が反れないように腹に力を入れる③息を吐き片側の手を前、反対側に足を後ろに伸ばす④10秒間バランスをとる。
▼ポイント①手と脚の高さは同じ②身体がグラグラしないようにする。
▼効果▽ストレッチ→胸の前、股関節の前の筋肉▽強化→背筋、腹筋、尻の筋肉


【姿勢チェック】
壁に踵、尻、頭が付いていれば問題なし。背を着けて頭が付かない場合は猫背の可能性が高い。

(メディカルフィットネスさくら 理学療法士 坂本英樹)

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