広報誌 南東北
メディカルフィットネスさくらだより
チェアエクササイズ①
自宅でもできる体幹強化
姿勢を維持・軸となる体幹の強化 脚の上げ下げ、ねじりで腹部の鍛錬
自宅でできるチェアエクササイズの簡単な体幹強化メニューを紹介します。
体幹は、人間の頭部と四肢(左右の手足)を除く体の中心となる部分です。
背中や腰周りも含めた胴体の中心部全体で骨と筋肉からなります。その役割は①姿勢を維持し支える②動きを生み出す土台③軸―です。
【姿勢を維持し支える役割】
四本足の動物は腹が垂れていますが、直立二足歩行の人間は動物のように垂れていません。
内臓を包み込むように存在している腹横筋のお陰です。姿勢を維持し支えるのに体幹はとても重要で、主に深層筋が関係しています。
【動きを生みだす土台の役割】
表層筋は、体幹を前後左右に曲げ、ひねったりするのに使われます。
多くの動作は、四肢の動きを伴って行われます。まず体幹部の筋肉が動き、それに連動して腕や脚の筋肉が動きます。
手足の動きを生みだす元になっているのが、体幹の力強い動きなのです。
【軸の役割】
ボールを投げたり、蹴ったりする動作を思い出してください。うまくボールを投げたり蹴ったりするには、体幹のひねりや安定が不可欠です。
自宅で簡単にできる内容は次の通りです。
①足を持ちあげる運動=両脚を挙げ、下腹を強化します。姿勢が崩れないように足を上げます。10回
②体ねじり運動=肘と膝をつけ横腹を鍛えます。10回
(メディカルフィットネスさくら 健康運動指導士 東城啓太)
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