長期にわたり高額な医療費が必要となる特定疾病については、医療保険者が交付する「特定疾病療養受療証」と被保険者証を合わせて、 保険医療機関に提示することで窓口での負担額が自己負担限度額までとなります。
【対象となる特定疾病】
●血友病
●人工透析が必要な慢性腎不全
●抗ウイルス剤を投与している後天性免疫不全症候群(HIV感染を含む)。
【自己負担限度額】
●特定疾病療養受療証を提示すれば1か月の窓口自己負担額が医療機関ごと(入院、通院は別)、または薬局ごとに1万円が上限金額となる。
※人工透析を必要とする慢性腎不全は、70歳未満で被保険者の標準報酬月額が53万円以上の場合2万円が上限金額。
※医療機関や薬局の自己負担合計が上限金額を超えた場合は、高額療養費の対象となる。
【手続き方法】
●加入医療保険の保険者へ指定の申請書類に医師の証明を添付して提出し、「特定疾病療養受療証」の交付を受ける。
特定疾病療養受療証の発行期日は申請月の初日(健康保険の加入月に申請の場合は資格取得日)となる。 詳しくは医療相談課(☎024-934-5564)か加入医療保険者に問い合わせてください。