広報誌 南東北

 

当院が厚労大臣表彰を受賞 28年度救急医療功労者医療機関


厚生労働大臣の表彰状を披露する管副院長
 長年にわたり地域の救急医療確保や救急医療対策に貢献した個人や団体を讃える平成28年度救急医療功労者(個人26人、10団体)の医療機関として総合南東北病院(寺西寧院長)が選ばれ、厚生労働大臣表彰を受賞しました。表彰式は9月9日(金)午後2時から東京・霞ヶ関の厚労省講堂で産科医療功労者表彰と合わせて行われ、管桂一同病院副院長が馬場成志厚生労働大臣政務官から表彰されました。
 同病院は昭和56年12月に開設。同59年8月に救急告示医療機関の認定を受け、郡山市内4病院と夜間、日・祝日の救急医療当番医制を実施し積極的な救急医療の確保、対策に取り組んできました。平成16年からはドクターヘリを受け入れ、昨年4月には外傷センターを開設して救急医療体制を強化、昨年の救急車搬送台数は5167台・5224人に上っています。「救急の日」にちなんだイベント開催で救急医療への啓蒙のほか熊本地震の被災地にJMATチームを派遣するなど災害時救援活動も積極化しています。
 救急医療担当の管副院長は「今回の受賞はチーム力の賜物です。今後も住民のため病院が一丸となり救急医療に当たります」と語っています。

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 「救急の日」にちなんだ総合南東北病院の救急の日記念イベントは、9月10日(土)正午から郡山市日和田町のショッピングモール「フェスタ」1階特設ステージで行なわれ、親子連れなどでにぎわいました。救急医療や応急手当の重要さを認識、緊急時や災害時に役立つ技法や知識を身につけてもらおうと開いています。
 会場には身長・体重・血圧・体脂肪測定のほか肺・血管年齢の測定、健康相談・医療相談コーナー、さらに応急手当の仕方、心肺蘇生法・AED(自動体外式除細動器)使用法の体験ステージなどを設置。同病院の管桂一副院長(麻酔科)ら4人の医師、看護師、検査技師ら20人の職員が指導、相談に当たりました。
 開会と同時に買い物にきた親子連れや高齢者ら市民が訪れ、さっそく血圧や体脂肪など健康度チェック。肺・血管年齢の測定コーナーでは列ができるほどのにぎわい。子どもを連れた若い母親が人形の胸を押して心肺蘇生法を学んだり、AED操作法を体験する姿も見られ、地震や台風被害が相次いだせいか救命への関心の高さを見せていました。


当院の久保田さん、岩手国体代表に 東北ミニ国体自転車で2種目2連覇


賞状を披露する久保田さん


力走する久保田さん(右から2人目)

 東北ミニ国体兼第43回東北総体自転車競技は8月19日から21日まで青森県八戸市で開かれ、総合南東北病院総務課の久保田元気さん(23)は成・少年4km団体追い抜きと成年スクラッチの2種目で2年連続優勝、第71回岩手国体代表に決まりました。29日の当院朝礼で渡邉一夫理事長から改めて賞状が伝達されました。
 久保田さんは中島村出身で学法石川高、日本大学卒で昨年当院に入社。東北総体で2種目に優勝し、南東北グループ初の国体選手として第70回わかやま国体に出場しました。  今年は成・少年4km団体追い抜きで本県チーム(久保田、緑川竣一、鵜沼利久、石井洋輝)が4分28秒78で優勝、成年スクラッチでも10分16秒15で優勝し2連覇を達成。1kmタイムトライアルは1分8秒18で2位、ロードレース(98km)は3時間4分2秒73で2位でした。久保田さんは10月1日~11日に岩手県紫波町で開かれる岩手国体に出場します。


8月の手術件数

 8月の手術件数は715件でした。内訳は眼科210件、外科95件、形成外科69件、整形外科60件、外傷センター54件、耳鼻科51件、泌尿器科41件、脳神経外科37件、心臓血管外科30件、放射線治療科(陽子線)25件、婦人科13件、呼吸器外科8件、歯科口腔外科5件、放射線科4件、周産期センター4件、消化器内科3件、放射線治療科2件、麻酔科2件、小児心臓外科1件、産科1件です。

8月の救急車台数

 8月の救急車台数は486台。時間外の受診患者さんは1414人でした。

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