★サヨナラ冷え症!
『食中毒予防のツボ』
 
手足が冷たいためになかなか寝つけず、不眠症に陥ったり、肌荒れや肩こり、腰痛、便秘、月経不順などを引き起こす事があります。冷えないコツを学んで、ホットな冬を過ごしましょう!
 
◆まずはチェック。あなたは冷えやすい体質?
 たとえば同じ寒さでも、からだが受けるダメージは人によって様々。特に夏にはク−ラー、冬にはヒ−ターと、日頃からだを甘やかしていると、温度変化に対する適応力が弱まって、うまく体温調節ができなくなってしまいます。
 そこでまずは、アナタがどれくらい冷えやすい体質かをチェック!
 当てはまる項目が多ければ多いほど、黄色信号ですよ!
 
すぐにトイレに行きたくなる
すぐに手先や足先が冷たくなる
肩がこりやすい
頭痛がするようになった
疲れやすく、いつもだるい
朝、布団から出るのがつらい
下痢と便秘が交互にやってくる
きちんと寝ているのに目の下のクマが気になる
顔色が悪いとよく言われる
 
◆冷えとは・・・
 カゼ、頭痛、不眠、肩こり、めまい、肌荒れ、便秘…。からだの冷えは、様々な症状の要因になりうると言われています。
 冷えるからと言って、暖かい部屋にこもって外に出ないのも良くありません。
 大切なのは、衣食住のライフサイクルを見なおして、からだの基礎代謝を高めてあげることです。寒さに負けないからだで、グッバイ冷え症。
 
暖かくなるコツ教えます Q&A
寒さ対策室
〈室内編〉
Q&A エアコンの設定温度を30℃にしてもまだ寒いと感じます。
暖かくする方法ってある?
Q&A 暖房のコツは「頭寒足熱」。
「頭寒足熱」とは文字通り、頭を冷やし、足をあたためることです。
頭をあたためると眠気が生じ、思考力や判断力が鈍くなってしまうため、温風をじかに頭に当てるのは避けた方が良いのです。また、末端である足は血管が細く、より冷えやすい部分。重点的にあたためて血行を良くしてあげることが大切です。
プラスαで効率アップ
+ホットカーペット
 あたたかい空気は天井にあがってしまうため、エアコンを付けてもなかなか足元はあたたまりません。そこでプラスしたいのが、ホットカーペット。エアコンの設定温度を低めにし、素早くからだ全体をあたためましょう。
+扇風機
 夏に使っていた扇風機。実は冬にも活用できます。扇風機を上に向け、風を壁などに当てて空気を動かすようにすれば、部屋のあたためムラがなくなり、効果的にお部屋全体をあたためることができます。
+加湿器
 冬の湿度の低さも、実は寒さを感じる原因の一つ。お部屋の湿度を50%ほどにキープしておけば、室内温度が低くても、寒さを感じにくくなります。
 
〈お風呂編〉
Q&A お風呂に入る時、脱衣所が寒いせいか、着替えている間にからだが冷えてしまいます。何か良い方法がありますか?
Q&A 冬場の入浴で気をつけたいのは、お風呂から上がったときの温度差ですね。せっかく暖めたからだを急激に冷やさないよう、脱衣所も暖めておきたいものです。
「半身浴」も血流を活発にし、からだを芯から暖めてくれるので効果的です。
プラスαで効率アップ
+フットバス
 特に寒い日の夜や風邪をひいてお風呂に入れないときなどは、フットバスが◎。足をあたためることで血行が促進され、全身がポカポカしてきます。洗面器に40〜42℃のお湯を注ぎ、10分間くらい足を浸します。お好みでアロマオイルなどを数滴たらせば、最高にリラックス!
 
〈外出編〉
Q&A 外出する際、寒くないようにモコモコのセーターにコートを羽織りましたが、なかなか暖かくなりません。防寒着選び、間違ってますか?
Q&A 防寒には「薄手の重ね着」が最適です。
適度の厚着は、かえって新陳代謝を低下させてしまいます。暖かくするコツは、薄くて軽いインナーを重ね着すること。衣類と衣類の間の空気が断熱材になって、寒さをシャットアウトしてくれます。
プラスαで効率アップ
+マフラーorタートルネック
 衣類の寒さ対策で特に注意したいのは、首。いくら重ね着しても、首もとが開いているとそこから熱が逃げてしまいます。スカーフ、マフラー、タートルネックで首回りをガードし、体温をしっかりキープしましょう。
 
 
◇◇冷え症改善レシピ
 
「かぼちゃと長ねぎのおじや」
かぼちゃ:βカロテンや血流を良くするビタミンEが豊富。
ねぎ:アリシンという成分があり、ビタミンBの吸収を良くする働きがある。
ビタミンBは糖質を分解してエネルギーにするときに欠かせないビタミンで、ねぎはビタミンBと共に働いて代謝を良くします。とうがらしに含まれるカプサイシンは、血流を良くし、体を温めたり発汗を促したりする作用があります。
 
材料(2人分)
かぼちゃ:160g、長ねぎ:1/2本(60g)、スープの素:小さじ1、水:2カップ、酒:大さじ2、ナンプラー:大さじ1、
塩・こしょう:少々、ごはん:1膳分、一味とうがらし:適宜
〈作り方〉
1.かぼちゃの種を取り、皮付きのまま1cm角に切る。長ねぎは小口切りにする。
2.鍋に水を入れ、スープの素を加える。つぎに酒を入れる。
3.(2)にかぼちゃを入れ3分くらい煮る。
4.(3)に長ねぎを入れ、ナンプラーを加え、2分くらい煮る。
5.(4)にご飯を加え、手短に煮る。
6.塩・こしょうで味を付け器に盛り、一味とうがらしをふりかける。
 
「かぼちゃと長ねぎのおじや」
しょうが:ジンゲロールやショウガオールなどの成分が血流をよくし、冷えを改善。
牛乳と小豆を取り入れることによって、カルシウムやビタミンB、鉄分などの栄養素をバランス良く摂れます。
とても簡単で冷え性改善にも効果のあるデザートです。
 
材料(2人分)
牛乳:1カップ、ゆで小豆:大さじ6、しょうが:適宜、かたくり粉:小さじ2、水:大さじ1と1/3
〈作り方〉
1.おろししょうがを作る。
2.水溶きかたくり粉を作る。
3.鍋に牛乳とゆでた小豆を入れ、混ぜ合わせながら弱火で煮る。
4.水溶きかたくり粉を、(3)の鍋に入れる。
5.器に移し、おろしたしょうがを浮かべる。
 
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