|
||
Q 「女の人はおしゃべり好き」はなぜ? | ||
A 男性と女性では脳の構造が少し異なり、女性のほうが、感じたことをストレートに言葉で表すことが できるからです。 |
||
人間の脳は・・・ | ||
「左脳」→言語能力や筋道を立てて考える能力、計算能力などを担当する「理論的な脳」 「右脳」→空間や図形の認識、表情の認識、芸術的センスなどを担当する「感覚的な脳」 |
||
このように分かれていて、「脳梁」という左右の脳を橋渡しする神経繊維の束があります。 この脳梁の断面積を比べてみると、男性よりも女性の、特に五感の交流する後ろの部分が2割程度も 大きいのです。 つまり、男性の脳は右脳と左脳がきっちり分化していて、右脳でキャッチした感覚を左脳で理論的に 分析してから言葉で表そうとします。ところが女性の場合は、太い脳梁を通して左右の脳が情報を 自由に交換しているため、五感で感じたことをそのまま言葉にする傾向が強いのです。だから、女性は 男性よりもおしゃべりをする機会が多くなるというわけですね。 さらに、子どもを産み育てる女性は、太古から自分が属する群れを平和にまとめようとする協調性に 優れていました。他人と穏やかに共生するためには、相手のことを知り、自分のことを理解して もらうことが必要です。そのため、自然と言葉で相手と意志の疎通を図ることを好むようになり、 結果として、おしゃべり好きになったともいえるようです。 |
||
Q 牛乳を飲むとき何故「かんで飲め」といわれるの? | ||
A お腹を壊さないために、少しずつゆっくり飲むことを意味しています。 | ||
「牛乳はかんで飲みなさい」と言われませんでしたか? 何故でしょう? 牛乳に含まれる乳糖という糖分は、小腸にあるラクターゼという消化酵素によって分解・吸収され、 エネルギー源となったり、腸内の善玉菌を増やす作用があります。ラクターゼの量が少なかったり 働きが弱かったりすると、「乳糖不耐性」といって、お腹がゴロゴロしたり下痢をする人もいます。 乳糖不耐性について、こんな実験がありました。牛乳250mlを飲むと激しい乳頭不耐性を起こす 人でも、半分ずつ2回に分けて飲むとお腹がゴロゴロすることが激減したというのです。 同様に「牛乳をかんで飲みなさい」という言葉も、少しずつゆっくり飲むことで胃から腸へ送られ る乳糖の量の減り、ラクターゼの働きが多少弱くても消化処理ができるようになるという、ものの例え だったと考えられています。また、冷たいものを一気に飲むと腸が刺激されやすいのですが、口の 中で一呼吸置くうちに牛乳が温められ、お腹をゴロゴロさせずに飲めるという意味もあるようです。 |
||
牛乳は体に良い! | ||
牛乳には、骨粗鬆症対策に欠かせないカルシウムや、皮膚や髪の健康を保つビタミンAやB2も豊富。 実際、乾燥肌の20〜40代の12週間に渡って牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品を一日3品ずつ 摂取したところ、肌の保湿力が高まり、キメも整ったというデータもあるほどです。さらには牛乳のたん ぱく質には眠りを誘う作用があるともいわれます。 こんな魅力的な牛乳。ゆっくりかんで飲みましょう! |
||
|