〜夏バテを防ぐ生活習慣を身に付けよう〜 |
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夏バテ対策講座 |
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夏バテの原因!? | |||||||||||||
ジメッとした日本の夏。この湿度の高い暑さは、とても不快で体調を崩しがちです。 でもその原因をきちんと理解し夏バテ対策すれば、夏バテ解消もそうむずかしいことではありません。 |
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夏バテの原因と症状は次の通りです。 | |||||||||||||
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自律神経は全身の機能に影響を 及ぼすため、夏バテになると心身 ともに不調に陥り、次のような症状が 出てきます。 |
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とくに体の調節機能が未熟な幼児は、脱水症状を起こしやすくなります。お年寄りは暑さによって体温が上がって、熱中症(日射病と熱射病)を起こし、衰弱しやすいので注意してください。 | |||||||||||||
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まず問診で患者さんの症状などを詳しく聞き、「夏バテなのか、他の病気によって症状が起こっているのか」をスクリーニング(ふるい分け)検査します。 検査によって他の病気がないことが確認されて、夏バテと診断されたら、患者さんの症状に応じて次のような治療を行います。 |
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点滴 | |||||||||||||
脱水症状を起こしているときや、食欲がないために食事から栄養補給ができないときなどに、ミネラルなどを補給。 |
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ビタミン類の補給 | |||||||||||||
食欲がないために十分な栄養が摂れず、体のだるさや疲労感などを訴える場合は、炭水化物を効率よくエネルギーに変える効果などがあるビタミンB群などのビタミン剤を処方する。 |
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夏バテの原因を取り除くための生活指導 | |||||||||||||
環境(エアコン)や食事、睡眠、運動など、夏バテを予防する生活法を総合的に指導する。 | |||||||||||||
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暑い季節を乗りきり、病気を予防するためには規則正しい生活を送ることが何より大切です。特別なことではありませんが、現代人にとってはとてもむずかしいこと。とくに次の点を実行しているかどうか、今の生活を見直してみてください。 それぞれの対策方法はこちら |
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食事 | |||||||||||||
朝食を抜かないこと。できるだけ一定の時間に3食きちんと摂る。汗をかいたら必ず水分を補給する。 |
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睡眠 | |||||||||||||
夜ふかしせず、たっぷり睡眠時間をとって、疲れを翌日に持ち越さない。 |
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運動 | |||||||||||||
適度な運動は生活にリズムをつけ、自律神経の働きを整える効果が高い。ストレス解消や食欲増進にも有効なので、ぜひ毎日の習慣に。暑いシーズンは、朝と晩の日差しが弱く涼しい時間帯に、ウォーキングやラジオ体操など軽い運動をするといいでしょう。 水分補給は、のどが乾いてからより、乾く前にこまめに補給することが脱水症状や疲労を予防するコツです。 |
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入浴 | |||||||||||||
ぬるめのお湯にゆっくり入ることは、自律神経の働きを整えて、心身ともにリラックスさせる効果が高い。 | |||||||||||||
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暑くて食欲がわかないときの強い味方「麺類」。 そうめん、冷やし中華、ラーメン、冷や麦など、つるつる&さらりと食べられる麺なら、食欲不振もどこへやらです。 しかも、あまり手間をかけずに食べることができます。また、少し工夫するだけで、栄養価も良くなるのです。 |
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健康維持の基本は、栄養バランスですね。 納豆には疲労回復に役立つビタミンB1や鉄分、カルシウム、オクラには体の抵抗力を高めるβカロチンやビタミンCやミネラルが含まれています。 低カロリーだけど栄養バランスはばっちりのネバネバメニューをご紹介します。 |
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国民生活センター 『くらしの豆知識2006年』 より |
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