介護の扉


「介助の注意点 〜歩く〜」

両手をつないで歩く
 短い距離なら、介護者はお年寄りの正面に立って向かい合い、両手を握って歩きましょう。離れすぎず近すぎず、ほどよい距離を取ります。
体全体を支えて歩く
 お年寄りと並んで、腰を抱くように両腕をまわします。お年寄りは、片手を介護者の首にまわします。
片マヒがある人は介助ベルトを
 介護者はマヒしている側に立ち、腰に手をまわして介助ベルトを握ります。もう一方の手は、マヒ側の手や腕に軽く添えましょう。
階段の上り下り
◇ゆるやかな階段の場合
 お年寄りと手をつなぐか、腕につかまってもらいます。見守るだけの場合は、滑っ
 たりする場合に備えて、介護者は少し下側に位置します。
◇急な階段を下りる場合
 介護者は一段下に位置して向かい合い、お年寄りの腰に両手をまわすか、介助
 ベルトを握って支えましょう。
◇急な階段を上る場合
 介護者はお年寄りの後方に位置し、背後から両手で腰を支えるか、介助ベルトを
 握って支えましょう。



トップページへ