地球環境を考える


 地球は私たちの命の源です。地球は生きているのです。
 今、残念なことに地球環境は大きく変化しています。
 私たち人間は知恵を授かりました。その知恵のおかげで発展し、便利な暮らしを手に入れたのです。しかし、その反面自然をことごとくつぶしてきたのも事実なのです。人間に必要不可欠な酸素は森や林が作り出し、毎日の生活や産業に欠くことのできない水も育んでいます。その水や草木は動物の食料となり共存しているはずなのですが、多くの野生動物が絶滅の危機に直面していることは良く知られていますがそれで終わることは無いのです。このままだと私たち人間も同じことになります。「その頃には私たちは死んでいるから関係ない」そんな言葉は聞きたくありません。私たちの子どもや孫、つまり将来の世代にとっても地球はかけがえの無いものなのです。地球を私たちの手で殺してはいけないのです。
 では私たちが考えて実行にうつさなければならない問題があります。これは誰でも出来る地球環境を回復させるため数ある問題の中の一つです。

 ゴミ処理とリサイクルです。
 現在、日本では循環型社会形成促進基本法の下に天然資源を浪費して多大な環境負荷をもたらす大量生産、消費、廃棄の社会から「循環型社会」への転換が進められています。
 循環型社会とは、発生したゴミを、リデュース、リユーズ、リサイクルし、どうしても利用出来ないものだけを処理、処分するという順序で管理します。これは誰かがやってくれるのではなく、私たち一人一人の心がけによって成り立つ仕組みだと考えます。
 ゴミとなったものを再使用し、さらには、ゴミの発生を抑制することが重要です。
 某大手のスーパーではレジ袋の利用を削減するため、消費者に各自、袋を持参してもらうように取り組んでいます。また最近では仕事やレジャーにお弁当、水筒、箸を持参し、使い捨てを改めることや、ゴミの分別をし、必要なものを必要なだけ買うように心がけることが進められています。誰もが当たり前のように使い捨てにしてきたものは、本当に必要だったのでしょうか?今あるものをできるだけ長く使い、いよいよゴミになる段階で分別し、正しいゴミ処理を行うことをお願いしたいのです。私がしなくても誰かがやってくれるの精神は今すぐ改めなくてはなりません。
 こんな地球にしてしまったことを反省し、美しい地球に戻す努力をしなければいけないのではないでしょうか。皆さんが出来る範囲から実行することがやがて大きく地球を変える力になると信じています。




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