医師は、一日に何人もの患者さんを診察します。病状や経過を要領よく説明し、医師が的確に診断できるように受診前にメモをとっておくのがとても役立ちます。
患者さんの中には、要点をうまく伝えられなかったり、伝えたいことを忘れてしまったりする人もいます。また、様々な症状が出ていてもー番ひどい症状を伝えることで精一杯の患者さんもいます。
そのようなことも、受診前にメモをとっておいて医師に見せることで診察がスムーズにいくのです。 |
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POINT1 メモを簡潔にまとめておく |
・具合が悪くなったのはいつ頃か
・どのよう症状か
・熱や便の様子
・食欲の有無、吐き気の有無
・過去の大病、持病、アレルギーの有無
・服用中の薬の有無(何の薬か解らない時は持参する) |
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POINT2 高齢者や子どもの受診は家族が付き添う |
子供を受診させる時は他の患者さんに迷惑がかからないように配慮します。患者さん本人だけではなく、兄弟姉妹も連れてきて騒がしくするのは言語道断。誰かに預かってもらうなど、患者さん以外は病院へは連れて行かないようにします。高齢者の場合は1人では病気の説明ができない場合や病状の説明や治療法を理解してもらう意味でも家族の同伴があったほうが良いと思われます。 |
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こんな患者さんに絶句! |
・化粧が濃い
診断をするときは、本人の顔色や唇の色、時には爪の色も必要な情報となります。診察時はノーメイクで。香水なども他の患者さんの迷惑になるのでやめる。
・待合室で食べ物を食べる
診察前は基本的に食事は避けてください。待合室で何かを食べることは絶対にしないでください。
・待合室で大声で話す
時に待合室は知った顔ぶれに出会うものですが、他の具合が悪い患者さんもいるので、大声でのおしゃべりは厳禁。 |
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