メタボリックシンドローム
 

 メタボリックシンドロームとは、内臓脂肪の蓄積が原因で生活習慣病を発症しやすい状態を言います。日頃の食生活と生活習慣を見直し、改善しなければ糖尿病や高血圧、高脂血症などの生活習慣病を発症しやすい状態になり日常生活に支障をきたすことになるのです。

 
あなたのウエストは何cmありますか?
男性で85cm、女性で90cmを超えていて、「高脂血症」「高血圧」「高血糖」 のうち2つ以上あてはまる人は 「メタボリックシンドローム」と診断されます。1つでも当てはまれば予備軍とされます。
 
 
 内臓脂肪が増えると内臓脂肪細胞からインスリンの働きを防げる物質や血液を固まりやすくする物質、血管を収縮させる物質などが分泌されてしまい、血管にダメージを与え、動脈硬化を進行させます。動脈硬化は心筋梗塞や脳卒中などの恐ろしい病気につながる危険性が大きいのです。
 
今日から実行!
 内臓脂肪は適度な運動で 比較的落としやすい脂肪です。脂肪を効率よく燃焼させるように有酸素運動を行うと良いでしょう。一番手軽にできるのがウォーキングです。いつもより少し早足歩行で歩くようにするだけでも消費エネルギーが多くなるので実践してください。

 食生活の改善は、NG食品を控えること。メタボリックシンドロームの人、又はその予備軍の人の食事でNGなのは、フライや天ぷらなどの揚げ物、脂身の多い肉、糖分、塩分、アルコール。良い食品は野菜、玄米、青魚(鯖、鰯、鯵など)、大豆たんばく(豆腐、納豆) 満腹になるまで食べずに少し胃の中に余裕があるくらいに食べる。  

 メタボリックシンドロームはそのままで放っておくと近い将来何らかの病気に進行してしまいます。病院での治療はつらいものです。今日から生活を改善し、メタボリックを卒業してください。
 
   
 
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