免疫とは疾病、特に感染症に対して、抵抗力を獲得する現象です。私たちの体が持っている自然治癒力のことだと思ってください。
 免疫力は残念ながら、加齢とともに低下していきます。20〜30代がピークで40歳頃からしだいにダウンしていきます。年齢とともに体全体の機能が衰えていき元気な免疫細胞が作り出せなくなってしまったり、数が減ったりするのです。
 免疫力が低下すると様々な感染症にかかりやすくなったり、アレルギー、生活習慣病、そしてガンにかかりやすくなるのです。免疫力をアップすることで病気を予防することや治すことができるといえます。
 
免疫力をアップさせるには
【腸内の善玉菌を増やす】
 腸の中には、およそ百種類、百兆個もの腸内細菌がいます。
 善玉菌、悪玉菌そのどちらか強いほうにつく日和見菌の三つに分けられ、善玉菌が多いと免疫力が高いといえます。
実際に腸内の善玉菌を増やし免疫力を高めるにはビフィズス菌、オリゴ糖、食物繊維を摂取し十分な睡眠を心がけ、お腹を冷やさないこと。

【ビフィズス菌の主な働き】

◆免疫力を高め、病原菌の感染から守る

◆腸内の腐敗を防ぐ

◆便秘や下痢を解消し、腸内環境を整える

 ビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌を摂取するにはヨーグルトが手軽で良いでしょう。ヨーグルトを200〜300g食後に食べるのが理想的です。
 効果を高めるために毎日続けて食べることです。
 
【お腹の冷えは免疫力を低下させます】
 「冷えは万病のもと」といいます。体が冷えると血流が悪くなり体に不調を起こします。
 最近は、あまり見かけなくなった腹巻きですが、冷えやすい人は是非試してみて下さい。お腹を温めることで自律神経のバランスがとれ免疫力アップに役立つアイテムが腹巻きです。
 
【睡眠不足は免疫力を低下させます】
 現代の日本人の睡眠時間は少なくなっているようです。
 十分に睡眠時間をとれているという人は意外と少なく、昼寝で補えればいいのですが、働いている人はそうもいきません。何だか疲れがたまっていると感じたら体を十分に休めることが病気を引き起こさないコツです。
 風邪の治りが悪いとか疲れがとれないなどは睡眠不足ではありませんか?1日7〜8時間睡眠をとるようにすることは健康な体をつくる条件です。
 
 
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