広報誌 健康倶楽部/2011年9月号
老化現象には個人差がありますが、ほとんどの人が40歳を過ぎた頃から無理がきかなくなり、体のどこかに不快な症状が出てきます。歳を重ねるにしたがって体力や自然治癒力が低下します。
食事やライフスタイルを見直し、症状を改善しましょう。
ビタミンC、E、β−カロテンを含む野菜や果物を取り入れる。
※重要ポイント
休養をとり、過労にならないように注意し、免疫力が低下しないように栄養のバランスが取れた食事を心がけましょう。
食欲を高めるには、食事がワンパターンにならないような工夫をし、香辛料や酢などで食欲を増進させましょう。
※重要ポイント
食欲が低下するのは運動不足になっている場合があります。適度な運動を心がけます。また、ストレスが多いと食欲不振に陥るのでストレスを解消することが大切です。
肉やレバー、魚など良質のたんぱく質や鉄分を多く含む食品の摂取を心がけます。鉄分の吸収をよくするために柑橘類などを一緒にとると良いでしょう。
※重要ポイント
貧血は偏食をしている人たちに多く見られます。特に女性は間違ったダイエットなどで栄養が偏っていると要注意です。栄養バランスのとれた食事を心がけましょう。
朝・昼・夕と一日三回きちんと決まった時間に食事をし、食物繊維の多い食べ物と水分補給を心がけましょう。
※重要ポイント
朝起きた時の便意を逃がさないようにすること、運動不足も便秘の原因になります。よく歩いて腸の働きを活発にしましょう。
消化の良い物を食べ、香辛料、アルコールなど腸に刺激を与えるものは控えます。
※重要ポイント
下痢は脱水症状を起こすことがあるので、水分の補給が必要ですが、必ず常温で水を飲むようにしましょう。冷たい飲み物は下痢を誘発します。
良質のタンパク質や青背魚に含まれるEPA・DHAを積極的にとる。
※重要ポイント
脳の老化を遅らせるためには、規則正しい食事が大切です。EPAやDHAは脳の細胞を活性化します。
ビタミンA・C・Eを含む緑黄色野菜、良質のタンパク質をバランス良く。
※重要ポイント
肌の調子と関係するのがストレスです。ストレスが過剰になったり睡眠不足が続くと肌の不調が現れます。十分な休息をとることを心がけ、体を清潔に保ちましょう。