私たち「南東北病院グループ」は福島県、宮城県、青森県の東北3県及び、東京・神奈川の首都圏を基盤として、病院・診療所・介護老人保健施設・特別養護老人ホーム・身体障害者療護施設などの施設を展開する医療・福祉の総合企業体です。
グループ創設以来、私たちは最先端の機器や技術の導入と知識の習得に努めてきました。しかし同時に、最高医療・福祉サービスの本質が、相手を慈しみ、思いやる心、つまり「人間愛」にあることを忘れたことはありません。それは、私たちの理念”PRO VONO AEQUNOROSA(すべては、患者さんのために)”として凝縮されているのです。
昭和56年、郡山市の郊外に最初の病院を開設してから間もなく40年。お陰さまを持ちまして南東北グループは順調に発展し、事業所は約100、職員数も8,500人を数えるまでに成長しました。近年では本院のある郡山市に「南東北がん陽子線治療センター」を開設、国内の民間医療機関で先駆けとなる陽子線治療を始めました。さらに民間医療機関としては世界初となるBNCT(ホウ素中性子捕捉療法)装置を導入した「南東北BNCT研究センター」もオープンし、先進医療として治療開始を目指しています。また、今年6月にはPET検査の新しい可能性を切り拓く「南東北創薬・サイクロトロン研究センター」が誕生、医療発展への貢献が期待されています。
一方、県外では昨年から今年にかけて、初の関西圏進出となる「大阪なんばクリニック」、東京・梅ヶ丘の医療・介護・福祉の大規模複合施設「東京リハビリテーションセンター世田谷」が相次ぎ開院するなど、南東北グループの果たす役割はますます重要になっています。
これからも、私たちひとりひとりが使命感と奉仕の精神を持ち、地域社会にとっての癒しとなり、支えとなるよう活動していきますので、皆さまのご支援をよろしくお願いいたします。