医学の発展と将来の地域医療を担う医学生を支援するため、一般財団法人脳神経疾患研究所が創設した修学支援貸与制度「渡邉一夫記念奨学金」の第1期(令和4年度)奨学生が決まりました。
奨学生に選ばれたのは、福島市の福島県立医科大学医学部3年、渡邉小次郎さん(23歳)です。渡邉さんには貸与制度の規定に従い、大学を卒業するまで月額30万円の奨学金が貸与されます。また、渡邉さんが大学を卒業後、医師として南東北グループの医療機関で一定期間、勤務または研修すれば貸与された奨学金は返還を全額免除されます。
【渡邉一夫記念奨学金について】
「渡邉一夫記念奨学金」は、医師を目指しながら経済的な理由で修学が困難な学生を支援するとともに、将来、南東北グループで活躍する医師を育成することを目的に、一般財団法人脳神経疾患研究所が南東北グループ発足40周年に当たる令和3年度に創設しました。奨学金の名称には、自らも苦学生であった渡邉一夫理事長(南東北グループ創立者)の強い思いが込められています。奨学生は毎年、3名程度の選考を予定しています。