栄養管理科(管理栄養士)
部門の紹介

栄養管理科 主任
吉田 明子
就職活動中の学生の皆さん、学校や教育機関の関係者の皆さまへ
病院の栄養管理部門は、患者さんの健康を「食」から守る重要な役割を果たす部署です。管理栄養士を中心に、給食委託会社スタッフと連携しながら、患者さん一人ひとりの病状に合わせた栄養管理を行います。主な業務は、給食管理(食事の提供と衛生管理)、臨床栄養管理(栄養アセスメントと個別プラン立案)、栄養指導(入院・外来での相談)です。これにより、治療の効果を高め、患者さんの回復をサポートします。
また当部門の魅力は、NST(栄養サポートチーム)のような多職種連携にあります。医師、看護師、薬剤師らとチームを組み、患者さんの栄養状態を総合的に評価し、栄養状態改善・維持に努めています。急性期から慢性期まで、多様な症例に触れ、専門性を磨けます。
さらに当院では教育研修が充実しており、新卒者向けの研修や、病態栄養専門管理栄養士などの資格取得支援が整っています。これにより、チーム医療の中核として活躍し、キャリアアップを目指せます。
女性が多い職場で、産休・育休制度や時短勤務が整備され、ワークライフバランスを保てます。何よりのやりがいは、患者さんの「ありがとう」の言葉と回復の姿に触れられることです。食を通じて命を支える実感が、日々のモチベーションになります。
栄養管理部門は、管理栄養士の国家資格を活かした理想のフィールド。皆さんの情熱を、医療の現場で花開かせませんか?一緒に、患者さんの笑顔を増やしましょう!
業務環境と組織体制の紹介
当院は71の診療科がある総合病院であり、多様な疾患に応じた栄養管理を経験できます。重症患者の栄養管理やがん治療中の食欲不振の個別対応など専門的で実践的な知識も求められ、充実した教育体制を活かして各スタッフは自己研鑽に励んでいます。
年1~2回程度開催する南東北グループの医療施設(病院など)と福祉施設(介護施設や障害者施設など)の栄養士合同で開催する“栄養士部会”があります。
孤独になりがちな専門職ですが、業務上の悩みを共有できる場であり、単一施設では得られない幅広い知見が得られ、現場での問題解決に活かされます。
食事は入院中の楽しみの一つとは言うものの、病状や治療により思うように食事が進まない患者さんが多いのも事実。そんな中、個別面談や食事調整を重ね、少しずつ食事が摂れるようになり、感謝の言葉をいただけると、とても励みになります。このような患者さんからのコメントは、給食委託会社のスタッフとも共有し、よりより食事提供へのモチベーションに繋がっています。

教育体制
入職したら、食数管理・栄養管理の各分野に分けて、教育担当の先輩管理栄養士が伴走しながら丁寧に指導します。
また定期的に業務習得確認の面談を行い、経験年数に応じた教育プログラムで、経験を積んでいけるよう支援します。習得状況や経験年数にもよりますが、2~3年目で先輩栄養士のフォローのもと、病棟担当栄養士のデビューです。
また全スタッフ、年に2回、教育に関する面談を行っています。教育担当者と一緒に業務内容の振り返り、目標達成状況や研修の参加希望などを確認し、資格取得など専門性を高めるための活動を計画的に進められるよう支援します。
これまで当院の教育研修体制により、先輩の多くが専門資格を有しています。
その他、毎月1回、科内で勉強会を開催し、各ガイドライン・病態の講義や症例検討などを行っています。
特色・活動内容

病院管理栄養士にとって、チーム医療の一員として学会に参加・発表することは、専門知識の向上や多職種との連携強化に不可欠です。当院は、職種間の垣根もなく、多職種連携が円滑なのが特徴です。
当院は、NST(Nutrition Support Team)臨床実地修練施設として、栄養管理の専門性を高める人材育成に力を入れています。入職後は栄養管理科キャリアパスに沿って、チーム医療の中で栄養の専門的な視点から治療方針に関わる力を養います。
病院の管理栄養士は、ただ食事を考えるだけではありません。より深く患者さんの病気や体の状態を理解し、医師・看護師・薬剤師などと連携しながら、患者の回復を支援する栄養管理を行います。病気によって必要な栄養素や量は違うので、専門知識を活かし、一人ひとりに合わせた「オーダーメイドの栄養プラン」を考えます。
病院で働く魅力は、何といっても「命を支える実感」があること。患者さんが少しずつ元気になっていく姿を見られるのは、大きなやりがいです。また、医療チームの一員として意見を出し合いながら働けるのも、専門資格を持つ管理栄養士ならではの強みだと思います。
「食べること」は、回復への第一歩です。救急の現場で、命を支える栄養管理に携わることは、管理栄養士として、専門性を活かせるフィールドでもあります。