センター長あいさつ

 患者さん個別のオーダーメイド透析をさらに実践すべく、患者さんごとに重点管理目標を設定した管理シートを作成します。例えば、体重管理、血圧、糖尿病、シャント状態、心臓病、がん、貧血、フットケア、歩行リハビリ、心の安定、カルシウム・リン管理など、各患者さんによって管理項目が異なります。そのため、スタッフ全員が「今この患者さんに何が重要なのか」ということにすぐ対応できるようにしたいと思います。また、今年はご家族の皆さんとも積極的に面談を行い、家庭における管理の注意点をお話しし、また、透析センターへの要望もお聞きしたいと存じます。
 昨年当センターの維持透析患者さんは150名を越えました。重症の方も多く、また他の透析施設からの検査・治療目的に当院で短期間透析を行う方も常時5人ほどいます。そのため、センター内が煩雑になることも少なくありません。また、我々泌尿器科医も4人のみで、技士・看護師の人数も十分とはいえません。皆さんにもご迷惑をおかけしておりますが、ミスが起きないよう、最良の透析生活が送れますようにスタッフ一同一丸となり今年も努力いたしますので、よろしくお願いします。

総合南東北病院 院長代行

深谷保男

透析センター紹介

開設
平成9年9月
ベッド数
82床
患者数
約150名
スタッフ(令和元年12月現在)
泌尿器科医師 深谷 保男(透析センター長 院長代行) 橋本 樹(腎・泌尿器センター長) 渡辺 一弘(腎・泌尿器副センター長) 柿沼 秀秋(泌尿器科科長) 看護師11名 神川 由美子 主任心得 臨床工学技士10名 橋本 文夫 主任 塚田 輝 副主任
当施設では
 当施設では、総合病院という特色を生かして他科との連携により、合併症の予防、早期発見、治療に努めております。また透析新聞を隔月で発行して、患者さんに透析に関する情報をお届けしております。
 通常の透析療法の他、敗血症や薬物中毒・潰瘍性大腸炎・自己免疫疾患などに対して行われる血液吸着療法や血漿交換療法・血漿吸着療法など血液浄化療法全般を行っております。また、急性腎不全などをはじめとした各種急性期症例に対する血液浄化も行っており、24時間のオンコール体制で対応しております。
 全透析ベッドにテレビを設置しており、透析中好きな番組が見られるようになっております。
 患者さんご本人は勿論のこと御家族に対しても身体的・精神的にフォローできるようにコミュニケーションをとり、そして近隣の開業の先生方とともに地域に根ざした医療を行っていきたいと考えております。
透析実施時間
 
午前(8:30〜)
午後(15:00〜)
臨時透析
 当院では、旅行、出張、帰省などで、当地へ来られた患者さんの臨時透析をお受けしております。臨時透析には、診療情報提供書が必要となります。お電話で日時を予約後、郵送、またはFAXでお送り下さい。ご来院の際には各種保険証・特定疾病療養受療証をご持参下さい。

透析センタースタッフ紹介

医師

名前深谷 保男
名前橋本 樹
名前渡辺一弘
名前柿沼 秀秋