健康ひとくちメモ
     風邪予防
 
ビタミンA、Cをしっかり補給

 12月に入り風邪の季節を迎えました。風邪やインフルエンザの予防のためには、以下のことを実行しましょう。
(1) まずビタミンAをしっかり摂って粘膜を強化し、ウイルスの進入を防ぐことが大切です。ビタミンAには動物性食品に含まれるレチノールと、植物性食品に含まれるカロテンがあります。カロテンは免疫力を高めて病気の治癒を早める働きも併せ持っています。
★レチノールを含む食品
レバー・うなぎ・タマゴ・牛乳
★カロテンを含む食品
小松菜・ニンジン・春菊・かぼちゃ
菜の花などの緑黄色野菜
 
(2) 次にビタミンCを摂ってウイルスに対する抵抗力を高めます。ビタミンCには免疫力を強化するとともにウイルスを撃退して治癒を早める働きがあります。
★ビタミンCを含む食品
イチゴ・柿・キウイ・柑橘類などの果物・
ブロッコリー・菜の花などの野菜・
ジャガイモ・サツマイモ
 
(3) 風邪をひいてしまったら芋類を柔らかく煮た物など、消化されやすく身体を温める料理でビタミンCを補うようにします。発熱などによって代謝が高まりエネルギー消費量が増えるので、エネルギー源を補給するのがポイントになります。
 
(4) 注意すべきこと
風邪をひいているときに避けた方が良いのは脂質と食物繊維の摂り過ぎです。消化機能が低下しているため脂質は胃腸に負担をかけますし、食物繊維を摂り過ぎると消化不良を起こし体力維持に必要なミネラルやビタミンまで排出してしまうので注意しましょう。
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