健康ひとくちメモ
     ブロッコリー
 
 ブロッコリーはビタミン類・ミネラル類をバランスよく含んだ人気の緑黄色野菜です。
栄養成分としての働き
 ビタミンC・カロテン・食物繊維・ビタミンEなどが豊富です。
ビタミンC ウイルスに対する抵抗力を強め、体の細胞を結びつける働きをするコラーゲンの合成を活発にするので、肌を美しく保ちます。
カロテン 体内でビタミンAにかわり、粘膜を保護する働きがあります。
食物繊維 コレステロールの吸収を阻害し、動脈硬化予防・便秘予防に有効です。
ビタミンE ビタミンCとともに皮膚に張りをもたせ、みずみずしい肌をつくります。
 その他インスリンの効果を高めるクロム・胃潰瘍を予防するビタミンUと様々な栄養素を含んでいます。
調理のポイント
 ブロッコリーの旬は冬から春先にかけてです。中央がこんもりとしていて、つぼみが小さく縮まっているものが良質です。緑が濃い物はやわらかくて甘味もあります。花咲く前の物を選びましょう。また、茎の部分に栄養素が集まっているので、捨てずに利用しましょう。すぐに鮮度が落ちてしまうので、買ったその日のうちに調理することをお勧めします。茹でて調理する場合はビタミンCの損失を少なくするために、短時間ですませましょう。さらに、ビタミンCを活かすために、たんぱく質、ビタミンE、カルシウムを多く含む食品と一緒に食べると良いでしょう。ストレスへの抵抗力をつけ、張りのある肌をつくります。
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