健康ひとくちメモ
モロヘイヤ
 
老化の防止やストレス緩和 

 エジプトやアラビア半島などでは古くから常食されている緑黄色野菜の一種で、かつて重病を患ったエジプト王がモロヘイヤスープによって治ったと言う故事があり「王様の野菜」とも言われています。
◎栄養成分として
 カルシウム、カリウム、鉄などのミネラル分が多く含まれています。カルシウムは中枢神経を鎮め、イライラ感や過敏症を抑える働きもありストレス緩和に有効です。骨粗鬆症予防にも有効です。カロテンは体内でビタミンAにかわり、血管などの粘膜を丈夫にし、細胞の老化を遅らせるので老化防止に有効です。鉄分も豊富なので、貧血にも効果を発揮します。  
 モロヘイヤはにおいもなくクセもないので食べやすい野菜ですが、特徴的なのは刻むと粘りが出る事です。この粘り成分はムチンやマンナンといった水溶性多糖類で、糖の吸収を遅らせ血糖値の上昇を抑える働きがあります。
 
◎選び方・食べ方・調理のポイント
 選ぶときは葉がしっかりしていて、つやがあり茎が柔らかいものを選びましょう。おひたしや和え物、炒め物、天ぷらなどにして食べられます。また、モロヘイヤに含まれる食物繊維を活かしたモロヘイヤ+ヨーグルトジュースもおすすめ。整腸作用のあるヨーグルト、美肌効果のあるハチミツとざく切りのモロヘイヤをミキサーにかけ簡単に作ることができ、肌のトラブル解消に役立ちます。栄養を豊富に含んだモロヘイヤ。葉酸も多く含んでいるため妊産婦さんにもおすすめなお野菜です。
 
 
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