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今月は運動の分類による効果について、です。運動は大別して「エネルギー供給システムによってジョギングやエアロビクスダンスのように有酸素系のもの」と、「広義のウェイトトレーニングのような無酸素系のもの」に分けられます。
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前者のエネルギー源は主に脂肪、後者のエネルギー源は糖質であるため、減量というとともすれば有酸素系に偏りがちです。もちろん、減量トレーニングから有酸素系のプログラムを省くことは出来ませんが、代謝を落とさずに除脂肪体重(LBM)を増やす、という正しい減量を成功させるためには、ウェイトトレーニングは大事なプログラムです。
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最近になって、やっとあちこちでウェイトトレーニングの重要性が言われるようになりましたが、高齢者のQOL(生活の質)の向上にも必須のものと考えられます。特に骨は縦方向に重力をかけることによって、その密度を保つ、と言われています。宇宙でもトレーニングを欠かさなかった宇宙飛行士若田光一さんが元気に帰還したように、人体の健康に非常に重要なものです。
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トレーニングデザインは専門性のあるものですから、きちんと指導してくれる施設を選んで、安全で効果的なプログラムを処方してもらいましょう。
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(エルフィットチーフトレーナー 仲田 貴之)
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郡山市八山田3-8-3 TEL:024-991-1045
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