ワンポイント・リハビリ
高齢者 歩いて血管を若々しく
高血圧の薬を減らす
 高血圧は一生付き合っていかなければならない病気ですが、高血圧の薬は、必ずしも一生飲み続けなければいけないというものではありません。自分から積極的に生活習慣の改善などを行い、医師と二人三脚で治療に取り組めば、薬を減らしたり、やめられるケースもあります。
 適度な運動は、高血圧の改善だけではなく、心肺機能や筋力の維持につながるので、高齢の場合には特に重要です。無理のない運動を日々の習慣にし、生きがいを持って続けていきましょう。
 高齢者の血圧の特徴として、年をとると肌の弾力が失われてくるものですが血管も同様で、血管壁の弾力が失われて硬くなります。血圧を下げる運動のポイントとしては、会話ができるくらいの強度のものが良いでしょう。運動の効果としては、末梢の血管が広がって血流がよくなるため、全身の血液循環も改善され、血圧が低下します。そのほか、「心肺機能を高める」「筋力を維持する」といった効果もあります。

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