ワンポイント・リハビリ
メタボの予防に広背筋ストレッチを
  
基礎代謝をアップ
 メタボリックシンドロームとは(1)中性脂肪150ml/dl以上、またはHDLコレステロール40r/dl未満(2)空腹時血糖/dl以上(3)収縮期血圧130oHg以上、または拡張期血圧85oHg以上、このうち2つ以上を満たすことと、おへその高さの腹囲が男性85p以上、女性90p以上に当てはまる場合に診断されます。メタボリックシンドロームとは、動脈硬化の危険因子をいくつも併せ持った状態で動脈硬化が進行した際には「狭心症」、「心筋梗塞」、「脳梗塞」などの重大な病気を引き起こしてしまいます。  

 その状態にならないよう、日頃から少しずつ運動をすることが予防に繋がります。今回紹介するのは広背筋のストレッチです。広背筋は上半身の中で一番大きい、背中にある筋肉です。ストレッチは運動前の準備運動として怪我を予防するだけでなく、柔軟性が上がることで筋肉への血流量が上がり基礎代謝が向上します。ストレッチでも基礎代謝は上がりますが、加えて運動をすることでさらに基礎代謝向上が見込まれます。 
 
〈ストレッチの方法〉
(1)椅子などに座り、片方の手を頭の後ろに回し、もう一方の手で手首を掴みます。その時、後ろに回した手は後頭部にあてます。次に、後頭部に当たっている手を頭で押すように首を少し反っていきます。
(1)
(2)立った姿勢で片方の手を後ろに回し、もう一方の手で手首を掴みます。
(2)
   
トップページへ戻る