薬局だより
〜院外処方せんQ&A〜
有効期限は4日間です
 院外処方せんとは、病院の薬局ではなく、「保険調剤薬局」「処方せん受付」あるいは「基準薬局」という表示をしている街の薬局で薬を調剤してもらうための処方せんです。院外処方せんは、病院や診療所で診察を受けた後、受け取ることができます。医薬分業に伴い、病院では処方せんを交付し、院外にある調剤薬局で薬をもらう場合が多くなっています。
 
☆処方せんはいつまで使えるの?
 処方せんには有効期限があり、処方せんの交付日を含めて4日間となっています。4日間を過ぎると無効になってしまいますので、早めに調剤薬局へ持って行き、薬をもらいましょう。
 
☆もらった処方せんはどの調剤薬局でもいいの?
 処方せんは、保険調剤をしている薬局なら全国どこでも有効です。調剤薬局では、薬を安心・安全・適切に使っていただくために、薬の飲み合わせの心配がないかなどのチェックをしています。「かかりつけ薬局」を決めて薬をもらうと、複数の病院から処方された場合、より安心して薬を服用することができます。
 
☆処方せんをなくしてしまった場合は?
 再発行してもらう必要がありますので、受診した病院になくしたことを伝えて下さい。処方せんの再発行料がかかる場合がありますので、なくしたり破損しないよう注意して下さい。
 
☆処方せんに記載のない薬が欲しい場合は?
 薬が欲しいからと勝手に処方せんへ薬の名前を書いてはいけません。また、この薬はいらないからと勝手に消去することもいけません。処方せんをもらった時は、まず薬の名前を確認して下さい。その場で気付けば処方せんをもらった病院にすぐ話して下さい。調剤薬局で薬を渡された時に気付いた場合は、薬剤師にその旨を話して下さい。薬の追加や消去は、必ず医師への確認が必要です。
トップページへ戻る