はつらつ健康ナビ
半身浴でリラックス

 ★正しく測ろう
 私たちは具合が悪いとき、身体の状態を知るために体温や、血圧を測ったりします。これらは体調のバロメーターとなるものですが、正しく測定できていないと、大切な情報を見逃すことになります。是非この機会に正しい測定方法を覚えておきましょう。

 
★体温
 成人の体温は36〜37度ですが、人によって個人差があるため、自分の平熱が何度くらいなのかを知っておきましょう。正しい体温を知るには、体温計、電子体温計ともに10分程度測る必要があります。
 わきの下で測る場合は、汗をふき、腕のつけ根のくぼんだところに、体温計を斜め45度くらいで差し込みます。しっかりはさみ、途中で動かさないようにしましょう。

 ★血圧
 最近は、家庭用の血圧計がたくさん出回っているので、血圧に不安がある人は、一台備えておくとよいでしょう。
 血圧は、15分程安静にした後、リラックスした状態で測るようにしましょう。毎日記録をする場合は、起床時のまだ横になっている状態で測定します。
 正常血圧、高血圧の基準は表1の通りです。

 血圧基準 表1
収縮期血圧 拡張期血圧  
120未満 80未満 至適血圧
130未満 85未満 正常血圧
130〜139 85〜89 正常高値血圧
140〜159 90〜99 高血圧(軽症)
160〜179 100〜109 高血圧(中等症)
180以上 110以上 高血圧(重症)
140以上 90未満 収縮期高血圧

 ★体重 
 体重も身体の調子を知る重要なバロメーターとなります。夕食前や入浴後など、毎日時間を決めて測るようにしましょう。
 下の計算式に自分の身長・体重をあてはめると、自分の体格指数(BMI)をだすことができます。値が22に近いほどよいとされています。

 BMl=体重kg÷(身長m)2

 ただし、値がよくても体脂肪が多い隠れ肥満の場合もありますので、体脂肪もあわせて測定してみるとよいでしょう。
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2005年10月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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