はつらつ健康ナビ
快適な寝具
 睡眠は、一日の疲れを癒す時間。だからこそ、清潔で、自分に合った寝具を使いたいもの。
 そこで今回は、寝具の正しい選び方と、お手入れの仕方をご紹介します。これを機会に、今お使いの寝具をチェックしてみてください。
 
寝具の選び方
 体型や性別、年齢、好みの素材などによって、その人にあった寝具は異なります。そこで、自分に合った寝具選びの基準の一例をご紹介します。
掛け布団
 保温性や吸湿性、放湿性のあるものを選ぶ。また、重すぎると寝返りをうちにくくなるので、適度な重さのものを使用する。
敷き布団
 身体が沈み込みすぎず、また背中やお尻などに圧迫感がないものを選ぶ(イラスト参照)。
 枕なしで寝たとき、首と布団の間にできるすき間と同じくらいの高さのもの、枕に頭を乗せたときに5度程度、下を向くものを選ぶ(イラスト参照)。また、熱がこもらない素材のものを選ぶ。




寝具のお手入れの仕方
 寝具は汗を吸収し、ホコリやダニの温床になりやすいので、お手入れはこまめに行ないましょう。
布団
 なるべくこまめに干す。また、布団叩きは中綿をいためるので、ホコリやダニなどは、干した後、掃除機で吸い込む。
 意外と汗を吸収し、ダニのすみかになっていることもある。布団と一緒に干したり、丸洗いできるものはこまめに洗う。
押入れ
 布団をしまう押入れは湿度が高く、ホコリもたまりがち。すのこを敷くなどして風通しをよくし、そうじもこまめに。
買い換え
 発汗量などによる個人差はあるが、数年に一度、買い換えたほうが衛生的。
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年6月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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