ちょっと気になる 500 文字

『献血あれこれ』

 皆さんは、献血をされたことがあるでしょうか。
 献血は、いわば血液事業の根幹。献血で集められた血液は、輸血用の血液などとして使用されています。
 しかし、血液は長期保存ができないため、廃棄される血液も少なくありません。その反面、少子高齢化などの影響で、近年、輸血用血液の需要は高まっています。ですから、健康な人の献血への協力が、必要不可欠なのです。
 では、献血をするためには、どのような条件があるのでしょう。基本的には、16歳から69歳までの方であれば、献血できます。ただし、過去に輸血を受けたことがある方は、献血できません。また、65歳以上の方は、60歳以降に献血をしたことがなければ、献血できません。この他、海外渡航歴、過去の疾患、服用中の薬剤などの条件でも、献血できないケースがあります。詳しくは、日本赤十字社か最寄りの献血ルームにお問い合わせ下さい。
 最近では、趣向を凝らしたサービスをしている献血ルームも登場しています。これを機会に、献血ルームへ足を選ばれてはいかがでしょうか。

※日本赤十字社ホームページ http://www.jrc.or.jp/
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2006年12月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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