はつらつ健康ナビ
アロマテラピー入門
アロマテラピーとは?
 紀元前の昔から、世界各国で行われてきたアロマテラピー。植物から抽出された揮発性の高い精油(エッセンシャル・オイル)を使い、その芳香や成分で、心と身体を癒すものです。アロマテラピーでは、揮発した香りを吸入したり、専用のオイルに精油を混ぜたものを用いて、肌のマッサージなどを行います。
 香水と違い、精油は濃縮されているので、原液を直接肌につけないようにしましょう。
どんな効果があるの?
 揮発した香りの成分は、鼻に入って嗅覚を刺激し、脳に働きかけたり、肺から全身を巡るといいます。また、マッサージにより、皮膚から身体に浸透します。このように植物の香りや成分が体内に取り込まれることで、リラックスや内臓の活発化、毒の排出などの効果があるといわれています。
心に働きかける精油
気分を落ち着けたいとき カモミール、ジャスミンなど
よく眠れないとき ラベンダー、ベルガモットなど
不安な気持ちのとき ネロリ、ローズなど
ゆううつな気持ちのとき クラリセージ、イランイランなど
元気になりたいとき オレンジスイート、グレープフルーツなど
集中力を高めたいとき ローズマリー、ペパーミントなど
本格的に道具をそろえなくても、アロマテラピーを楽しむことができます。
・ お湯をはったティーカップに精油を一滴たらし、辺りに広がる香りを楽しむ(飲用不可)
お風呂に精油を5〜6満たらし、沐浴をする
・ 好きな精油をハンカチに1、2滴たらして持ち歩く
さまざまな香りの「お香」も市販されています。
オリエンタルな香りに興味のある方には、こちらもおすすめです。
※火を使う際には、ご注意ください
※妊婦の方、皮膚が弱い方、アレルギー疾患の方などは行う前にかかりつけ医や専門店にご相談ください。
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2007年2月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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