はつらつ健康ナビ
老化=細胞のサビから身体を守ろう
 
   人はなぜ老化するの?
ポリフェノール、フラボノイド、カテキン、メラトニン、コエンザイムQ10−CMでよく耳にするこれらは抗酸化物質とよばれるもので、人間の細胞のサビ(老化)を抑制して生活習慣病に対する予防効果があるといわれています。人間はなぜ老化するのでしょうか?いくつかの学説があるなかで、「活性酸素」にその原因を求める説が現在では有力とされています。この学説は、1950年代半ばにその基礎が生まれ、1980年代に新たな発見に基づいて理論が再構築され一般化しました。そのあとに生まれたアンチエイジングの手法や健康法の多くは、この「老化の原因=活性酸素」という考え方が基本になっています。
  
 
活性酸素をダブルブロック!!
 活性酸素はウイルスや病原菌から身体を守るために必要なものですが、過剰になると人間の細胞を傷つける性質をもっています。このため、とくに活性酸素の発生を押さえる力が衰えていく40代以降は、活性酸素に対してより積極的な対応が求められます。そして、そのための方法は大きく分けてふたつあります。  
 ひとつは抗酸化食品を積極的に摂取して身体から余分な活性酸素を取り除いていくこと、もうひとつは外的要因による活性酸素の発生を極力抑えること。このダブルブロックで、老化=細胞のサビから身体を守っていきましょう。
 
 
−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2009年2月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載
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