栄養大百科
 
今月の栄養は… 「ビタミンB12」
 
 ビタミンB12は、胃の粘膜から分泌されているたんぱく質と結びついて小腸から吸収されます。ビタミンB12は、神経機能の維持など、補酵素として身体の様々な働きに関わっています。
 また、ミネラルの一種、コバルトを含むビタミンB12は、別名「赤いビタミン」ともよばれ、正常な赤血球を生みだす大切な働きをしています。そのため、このビタミンが欠乏すると、悪性貧血の原因となったり、疲れやすい、舌の痛みなどが起こりやすくなります。ただし、食生活が偏っていない限り、欠乏症の心配はそんなにありません。
 ビタミンB12は、水溶性ビタミンのため、過剰症の心配はありません。
1日の摂取量の目安(成人)…2.4μg程度
 
<多く含む食品>
・干しのり・あさり・牛レバー・しじみ・牡蠣・鶏レバー 
 

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