栄養大百科

今回の栄養素は、「カリウム」

カリウム

 体内には約200gのカリウムが含まれており、そのほとんどは細胞内に存在しています。カリウムには細胞の浸透圧を調節する働きがあり、細胞内外のミネラル濃度を一定に保っています。またナトリウムを尿として排せつさせ、血圧を下げる作用があります。  

 カリウムは、果物などの植物性食品をはじめ、様々な食べ物に多く含まれています。通常の食生活で不足することはほとんどありません。

 塩分(ナトリウム)を多く含むみそ汁などのメニューには、野菜をたくさん入れてカリウム摂取量を増やすとよいでしょう。また、カリウムは調理によって流出してしまうため、煮汁ごと食べられる料理がおすすめです。

 

<多く含む食品>

いも類・ホウレンソウ・アボガド・いちご・バナナ・大豆・魚・海藻類 など

 

−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2010年3月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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