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ストレッチの効果

 ストレッチというと、スポーツをする人が行なう運動…というイメージをもっている方が、意外と多いかもしれません。もちろん、ストレッチはスポーツにも欠かせないものですが、それだけではありません。血行を改善したり、身体の痛みを和らげたりと、簡単にできる気軽な健康法としても活用できるのです。そして、身体のかたい人ほど、効果が現われやすいものです。

 

ストレッチの効果

 ストレッチで筋肉をよく伸ばすと、血液やリンパの流れがよくなって、身体のすみずみまで栄養がゆきわたるようになります。体調不良の予防・改善に効果的です。また、リラックス効果や姿勢を正す効果も。  

 そして、肩や腰、ひざなどの痛みも、正しいストレッチによって症状を改善させることができます。ただし、痛みがある場合は無理に行なわず、医師に相談しながら運動するようにしてください。痛みをがまんする運動は逆効果です。運動が苦手な人でも、忙しい人でも、ストレッチなら無理なく毎日続けやすいのではないでしょうか。

 

ストレッチの方法

◆力を抜いて、リラックス。痛くなるまでがんばらず、気持ちよく感じるところまで伸ばします。

◆はずみをつけず、ゆっくりと身体を動かします。

◆5〜10秒でもよいのですが、30秒ほど行なうとより効果的。仕事の合間などは10秒、家で音楽を聞きながらは30秒といった具合に行なってみましょう。

◆お風呂あがりや散歩の後など、身体が温まっているときに行なうとより効果的です。

◆一度にたくさんしても、そのあと何もしなければ元に戻ってしまいます。少しずつでも、毎日継続して行なうことが大切です。

−すぐに役立つ暮らしの健康情報−こんにちわ 2010年9月号:メディカル・ライフ教育出版 より転載

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