平成18年の新春を謹んでお慶び申し上げます。皆様の温かいご支援、ご厚情を賜りまして、一般財団法人脳神経疾患研究所傘下の総合南東北病院と須賀川・大越・滝根・裏磐梯・檜原の5診療所をはじめ、南東北福島病院、南東北医療クリニック、眼科クリニック、3つの介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、在宅介護支援センター、訪問看護ステーション、さらには社会福祉法人総合南東北福祉センターと医療法人三成会南東北春日リハビリテーション病院など、グループ施設は平穏な新年を迎えることが出来ました。心より御礼申し上げます。
昨年はJR福知山線の脱線事故による100余名の犠牲者を出し、師走には東北でも山形県余目で脱線事故で尊い命が奪われました。耐震強度偽装のマンションやホテルが明るみに出て、信頼というものがガタ付きました。9月には突然の総選挙があり、小泉劇場選挙は自民党の圧勝となって構造改革は郵政民営化はじめ一気に進みました。しかし、私どもが関係する医療費と介護保険も改革の波にさらされ、大幅な削減となりました。医療費で3.16%、介護保険は2.4%のマイナスとなりました。さらには患者様や施設利用者さんの食住費が自己負担となり入院・入所とも1人1カ月で約10万円の負担増となっています。 |