１日の所要量は１０ｇ

日本人は日常的に塩分を過剰摂取しがちです。食塩の1日の所要量は10gであるのに対し、実際の摂取量は平均13gと言われています。塩分の摂り過ぎは高血圧の原因ともなります。チェック表で多くの項目に該当した人は、減塩生活を心掛けるようにしましょう。

チェック表 ●当てはまる項目をチェックしてください。 　１　何にでもしょうゆをかける。 　２　味噌汁を1日2杯以上飲む。 　３　麺類の汁は必ず飲み干す。 　４　外食をよくする。または既製品の惣菜やインスタント食品をよく食べる。 　５　太り気味である。 　６　起床時、顔がむくむことがある。 　７　のどがよく渇く。 チェックの数が多いほど、塩分の摂取度が高いといえます。

【チェック表の解説】

１，２，３＝塩分を摂りがちな傾向にあります。味に物足りなさを感じた」ときは、酢や胡麻などを利用しましょう。味噌汁は1日1杯程度にし、メン類の汁は残すように。

４＝これらの食品は味が濃く塩分を多く含みがちなので、利用し過ぎに注意しましょう。

５＝食事の量が多い人は、食べ物に含まれる塩分も多く摂っていることになります。腹八分目を心がけましょう。

６＝塩分を過剰に摂取すると体液のバランスが崩れ、むくみが起こります。日常的に起こる場合は腎機能低下の可能性も。

７＝塩分を摂り過ぎていると血液中の塩分濃度が高まり、のどが渇きます。