転ばぬ先のセルフチェック!
心筋梗塞危険度
動脈硬化を防ぐのが第一

 休みなく動き続ける心臓、その心臓に酸素や栄養を供給しているのが「冠動脈」です。心筋梗塞はこの冠動脈の一部が詰まって血液が届かず、心臓が酸欠状態になる病気です。突然死に至りやすい怖い病気ですが、生活習慣に気を付けることで予防が可能なのです。心筋梗塞の原因である「動脈硬化」を予防することがポイントとなります。
チェック表
当てはまる項目をチェックしてください。
  肥満気味である
 
 高脂血症を指摘されている
 
 血圧が高めである
 
 血糖値が高めである
 
 愛煙家だ
 
 ふだんあまり身体を動かさない
 
 いつも疲労感がある
 
 ストレスがたまっている
これらは心筋梗塞の危険因子です。チェックの
数が重なるほど、心筋梗塞になる危険度が高
まります。

 
《チェック表の解説》
1 《肥満》
肥満は高脂血症・高血圧・糖尿病など動脈硬化の危険因子を招きます。とくに内臓に脂肪が付くタイプの肥満が危険視されます。
2 《高脂血症》
高脂血症は血液中に含まれるLDLコレステロールや中性脂肪の量が多い状態です。動脈硬化を進行させる最大の要因ですから、過食や動物性脂肪の摂り過ぎは控えましょう。
3、4 《高血圧・高血糖》
ともに動脈硬化の大きな要因です。
5 《喫煙》
喫煙により心筋梗塞の発症率や死亡率が増加することが知られています。タバコには血圧や心拍数を上げ、コレステロールを増やす、血栓を作りやすくする、といった作用があるためです。
6 《運動不足》
運動によって自律神経のバランスが保たれたり、肥満や高脂血症などが改善されます。身体をよく動かす人には心筋梗塞の発症はあまり見られません。
7、8 《身体的・精神的ストレス》
ストレスは心筋梗塞の引き金になります。

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