転ばぬ先のセルフチェック!
腎臓健康度
サインを見逃さずに

 “肝腎かなめ”と言われるように、腎臓には様々な機能があります。尿を作って体内の不要物を排出したり、血圧を調節したり、ホルモンや血液を作ったりしています。腎臓の病気は病状がかなり進行してからでないと自覚症状が現れません。肝臓からのサインを見逃さないように、チェックをしましょう。

チェック表
当てはまる項目をチェックしてください。
  糖尿病である、または血糖値が高い
 
 高血圧である
 
 尿が泡立ち、水を流しても泡が残る
 
 尿が赤みを帯びている
 
 昼間はそれほどでもないが、夜に何度も
     トイレへ行く
 
 つい無理をしがちだ
 
 ふだんあまり水分をとらない
 
 50歳以上である
1〜5に当てはまる方は、医療機関を受診してみまし
ょう。6〜8は腎臓をいたわる注意点です。

 
《チェック表の解説》
1、2 血糖値や血圧が高い状態が続くと、腎臓の血管が動脈硬化を起こし腎臓の機能が衰えます。
3 尿にタンパク質が含まれていると、泡立ちがみられます。タンパク尿は腎臓病の特徴的な症状です。
4 尿に血液が混ざっている場合は腎結石や腎臓の炎症などが疑われます。肉眼で見える場合と、顕微鏡でなければ確認出来ない場合があります。
5 夜間の尿が増えた場合、腎臓機能の低下が疑われます。
6 疲れると腎臓へ流れる血液の量が減り、負担がかかります。疲れたらしっかり休むことが大切です。
7 体内の水分が少ないと、腎臓は疲れてしまいます。高齢者は特に気づかないうちに水分不足になりがちです。夏はもちろん、冬でもこまめに水分補給をしましょう。
8 加齢とともに腎臓も歳をとり機能が次第に低下していきます。若い頃のように無理をせず、疲労を感じたら休むようにしましょう。

トップページへ戻る